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自由にアレンジしていくことができ、どんな場所に建てても光と風がいっぱいのStyle@HOME。その3つ目の特徴は言うまでもなく、すぐれたデザイン性です。
建築家である以上、デザインにこだわるのは当然のこと。しかし私には、最近この『デザイン』という言葉が非常に表層的な使われ方をしているように思えてなりません。
たとえばデザイナーズマンションやデザイナーズハウス。
きちんとしたコンセプトに基づいてデザインされたものも、もちろんあるのでしょうが、むしろ目に付くのは、流行の材質や流行の間取りを採用していることでデザイナーズハウスだと称しているようなものです。
はっきり言って、それはデザインではありません。
デザインとは、機能性を大前提にしたものです。
たとえば車や電車を思い浮かべてみて下さい。それらは、いかに安定感があってスピードが出るかを前提にデザインされています。いくら"カッコよく"ても、機能性にすぐれていなければ"ボツ"なのです。
さらに、いいデザインは時を経ても色褪せません。打ち合わせに伺った若いご夫婦の家で、同居しているおばあちゃんの持ち物が一番センスがあったという経験を、私は何度もしています(笑)。
Style@HOMEを考案するにあたって、私はD'S STYLE事業部の中島剛社長とじっくり話し合いました。その中で2人の意見が一致したのは「ちゃんとしたものをつくろうよ」ということでした。
しっかりとしたコンセプトに裏打ちされたデザインの家が増えれば、きっと人は反応してくれる。そしてそれを求めている人は、すでに大勢存在しているはずだ。
私たちはStyle@HOMEに、ほんものの住宅を増やしていきたいという夢を託しています。ほんものの住宅とは、そこに住む人が、暮らしをゆたかに楽しめる家です。
ヒトを元気づけ、シアワセにできるデザインの力を、私は信じています。


「岸本さんの光の取り入れ方が好きです。それと、住みやすいということも。おしゃれにしたいという気持ちはあるけれど、それを重視しすぎると機能的でなくなるでしょ?そのあたりが岸本さんの設計する家はちょうどいい感じで、自分自身と溶け合ってしまっているような感じです。
こうしたい、ああしたいと、無茶苦茶たくさん希望を伝えて、たまに却下されることもありましたが、基本的には私たちのやりたいことをほとんど叶えてもらいました。家づくりに関する引き出しの多さは半端じゃなくて、アイデアばかりではなく、予算内に収めるための工夫も、ものすごかったです。いろんな意味で天才肌の人なのかなあと思います」
「岸本さんにお会いした瞬間、あ、この人にお願いしようと思いました。だって、とてもおしゃれで、センスがいいでしょ?やはりそういう人が建てる家は、おしゃれだと思いますから。
私が当初思っていたよりも、この家はすっきりと仕上がっています。もっとかわいい感じにしたかったけど、岸本さんに「飽きますよ」と言われてそうなりました。今となっては良かったと思いますね。テイストを変えたいと思った時に、この家なら簡単にできますものね。
岸本さんがつくってくれたこの家で、変わっていくことと変わらないことを楽しんでいきたいと思っています」

「普通の家では満足できなくて、ハウスメーカーに行っても『それはできません』ばかり言われていた時に出会ったのが岸本さん。建築家と建てるなんて1億円くらいかかるんじゃないかと、内心びくびくしていたのですが、『この予算で、こんな風にしたいんだけど』と言ったら、間髪を入れず、『できますよ』と言ってくれました。あの時の嬉しさはいまも忘れられません。
岸本さんの、建築家だからといって威張ることもなければ、反対に媚びることもないフラットな感じがとても気持ちよくて好き。いいものをつくりたいという気持ちがストレートに伝わってくる、骨のある建築家さんです」
「私が一番楽しかったのは、岸本さんと真剣にケンケンガクガクやれたことです。夢がいっぱいあるから、あれもこれも言うでしょ。そしたら剣もホロロに「ダメ」。悔しいから「じゃあこれは?」って言うと、「あ、それいいね」って言われることもあって、嬉しいから「じゃあこれは?」「じゃあこれは?」って・・。いま思うとあのやりとりは楽しかった。感性もセンスもずいぶん鍛えられたかも(笑)。ガーデニングをはじめ、この家でやりたいことはまだまだいっぱい。どんな風になっていくのか楽しみです。
議論があまりにも白熱すると、いいタイミングで間に入ってくれる、中島さんとのコンビネーションも最高でした」