「もしもし、中島さんちょっと教えて欲しいことがあるんですけど」
昨日、2年前にお引渡した泉佐野にお住まいのお施主M様からお電話がありました。
私:「もしもし、Mさんどうしたんですか?」
M様:「この間、通販で子供の机を買ったんですけど、主人がその机を組み立てている最中鼻水や涙が止まらないんですよ!これって家具から何か出てるんですかね?」
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そんなやりとりが10分ほど続きました。
家具そのものはホルムアルデヒドを基準値以内に抑えた仕様で製作されているとのことでしたが、その家具の製作には化学接着剤が使われているようです。
おそらくその化学接着材から揮発性の化学物質が空気中に放出されご主人を刺激しているものと思われます。
アレルギーの症状がない方はそれほど心配しなくて良いと思いますが、もしアレルギーやシックハウスなどの症状がある方は、家具選びや住まいの建材選びは現物を触ったり、匂いをかいだりなどして、慎重に選ばれたほうが良いでしょう。
家具の匂いそのものは月日とともに治まってくると思いますが、ご主人の症状がひどくなるようなら買換えをお勧めします。
ちなみにM様の住まいは壁を漆喰の塗壁で仕上げ、床はヒノキの床材を使用していますので、お家のなかに入った瞬間、いわゆる新築の「匂い」は一切しませんでした。
みなさんも、新築やリフォーム・インテリアの購入などの際はデザインとともに素材にも十分気をつけてください・・・。
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