先日、モデルハウスの2階テラスを掃除していた際
水をまいたところがやけに明るいなと思ったら
虹が
一瞬でしたが少しラッキーでした。
光が差し込む2階テラスの窓は
毎日の雲行きの観察や、天体観測や、日光浴にもいいですね。
植物がよく育ちます。
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さて、金曜日
展示場で使用している家具を移動させるため
少しお手入れをしました。
今回お手入れしたのはこちら
重厚な色合いと細やかな木目調が特徴的なヴィンテージのチェスト。
取手の部分も指先がなじみやすいよう
内側にゆるい曲線を描いているところが素敵。
ちなみに「アンティーク」と「ヴィンテージ」
このふたつの違いをご存じでしょうか?
「アンティーク」はフランス語で「骨董品」という意味で製造から100年以上経ったものを指すのだそうです。
一方「ヴィンテージ」は100年は経っていないものの時間の経過とともに味わいの増すものを指すのだそう。
確かに古着のことは「ヴィンテージ」と呼びますが
古いお着物のことは「アンティーク」と呼びますね。
明確な定義はなくアメリカが1934年に定めた
通称関税法によってこのように言われているそう。
今までなんとなく使用していましたが
ちょっと意識してみたいです。
こちらのヴィンテージのチェストは
天板部分に色むらや焦げ、傷があったため
「味」として残すのもいいのですが試しに補修してみました。
まずは表面の塗装と傷を研磨していきます。
インテリアにこだわりの深い薮井が
傷の部分を中心に優しく削っていたところ
「いや、ちゃうって」と
お手本を見せてくれた大河原。
サンダーを上から押し、体重をかけながら
全体的に均等に削っていきます。
削っている様子は職人さながらの貫禄ですが
シャイなため写真であまり公開できないのが残念。
だいぶ削りましたがきれいな木目は残ったまま。
すごい!
合板に木目シートを張った化粧合板ですと
木目がなくなり合板が露出してしまうので研磨はご注意ください。
その後細かい目のペーパーやすりで
さらにつるつるに削り
人と比較すると結構大きいチェスト。
全体を削っていくのも一苦労です。
オスモのクリアで塗装してくれたのは
最近ブログの登場率が高い
ライフアップ担当の星合です。
刷毛とウェスで塗り込んでいきます。
丁寧な仕事といつも楽しいトークでさくさく進めて
根気強く磨き上げ
きれいに仕上がりました!
以前の色むらも全くなくなりましたが
今回は天板しか研磨していないので
多少側面との色の違いは気になるものの
DIYにしては充分な出来栄え。
こちらのチェストは豊中モデルハウスへ
引っ越す予定です。
気になる方はぜひ実物を見にいらしてください。
補修中、応援してくれた松田と坂口。
素敵な笑顔です。
少し古くなったインテリアを
DIYで補修してみるものいいですね。
ぜひチャレンジしてみてください!