芸術の秋ということで
先日中之島にある国立国際美術館へ
初めて行ってまいりました。
安治川沿いをてくてく歩いていくと
生き物のような造形が目を引く建物が見えます。
京都駅に似ていますが
設計はまったく別の建築家でした。
今回の目的は「バベルの塔展」
http://www.nmao.go.jp/
ヒエロニムス・ボスの作品から
バベルの塔に至るまで
中世欧州の幻想的な世界観を楽しめる展覧会です。
長蛇の列の最後尾について見た「バベルの塔」は
想像よりも小さく、想像以上の描きこみでした…
細かいディティールまで一切の手抜きがなく
見ているだけで、その情報量の多さと緻密さに圧倒されます!
リアルさや意匠というのは
ディティールに込められているのだと実感しました。
ここまで到達するのに
どれほどの時間とエネルギーがあればいけるのでしょうか。
私はどちらかというと大胆なので
繊細さを身につけたいと思うこの頃です。
ため息がでるほど圧倒された後は
中之島沿いを散歩してコーヒーブレイク
川沿いのテラスが落ち着くカフェが多い界隈
ふらりと立ち寄ったのは
ブルックリンロースティング
周辺がオフィス街なので
少しマイペースな時間を取りたいとき
こういった空間が落ち着きますね。
お仕事中の方もちらほら。
頼んだカフェラテと焼き菓子は
歩き疲れた体に染みわたる味です。
他にも気になるカフェがたくさんありました。
川を眺めて休憩していると
目の前を観光水上バスが…
中の人たちが大きく手を振っていたので
思わず振り返してしまいました。
「楽しんでね~」
大坂のいろんな場所を発見していきたいです(^^)
さて先日は天気からの激励もうけ
無事、K様邸上棟式が執り行えました!
自然に囲まれた環境で少し高低差のあるK様邸は
まるで木立の中にポツンと建つお家のような立地。
外構が入るのがとても楽しみです。
誰もが緊張する文字入れ
「習字なんて久しぶり」とおっしゃっていましたが
お二人とも丁寧に丁寧に書いていただきました。
現場監督吉海江による
「千載棟ー」の力強い掛け声と
大工さんによる梁を打つ音にも怖がらず
しっかりとその様子を見つめるゆいちゃん
きっと今日のことは覚えていないだろうけど
大きくなったらお父さんお母さんに
お家を建てた時の事を聞いてみてほしいな。
いろんな人が関わって
少しずつ前進していくお家づくりを見ていると
家ってただのハコじゃないんだなあと感じます。
キャットウォークの打ち合わせなども進み
いよいよ打ち合わせも大詰めです。
K様引き続きよろしくお願いいたします!