というBraunやVitsœのデザイナーである
Dieter Ramsの本が先日届きました。
Braunは日本では電動歯ブラシや電動シェーバーで
よく知られているかと思いますが、
このブランドが家電デザインの
ルーツと呼ばれることは、あまり
知られていないと思います。
例えばこの計算機。初期のiPhoneの計算機
の元ネタです。
なんとなく似てませんか?
というのも、APPLEのデザイナー、ジョナサン・アイブや
マーク・ニューソンもディーター・ラムスの
ファンだったのです。
このスピーカーもMacのデスクトップPCの元ネタ。
これは本人も認めており、実際にラムスに直接手紙を
出すなど、リスペクトの意思を示すとともに、
ラムスはその事実を光栄に思っていると返答しています。
ほしいやつ。
この辺りとかもツボです(笑)
OB様のお家へ伺うと家電もお洒落なアイテムを
使われている方が多いので、是非、探すのは少々
大変ですが、Braunも使用して頂けると、
個人的に嬉しいです。
ラムスが掲げる、自らのデザイン哲学を
Less, but better(より少なく、しかしより良く)
個人的見解ですが、DSの家と似ている
デザインフィロソフィーを感じます。
本日伺った和歌山のK様邸にも
かわい子ちゃんの奥に見える
こちらのamadanaの扇風機もクールでした。
機能性を求めすぎる昨今の家電業界ですが、
合間にデザインを重視すると、空間が
大きく変化すると思います。
シンプルなハコと余計なモノが削ぎ落され、
整理されたデザインのお家。
奇抜なモノも好きなですが、
基本的にはDSのような、整理されたデザイン
が好きな前山からでした。
それでは今日はこの辺で。。。