その後の暮らし(前編)
こだわりのオーダー家具店 Baum Order Furniture を営み、和泉市青葉台Funpモデルハウスとのコラボも実現したYさん。 D’S STYLEに惚れ込んで建てたという夫妻と二人の子供の賑やかな4人家族の暮らしぶりをお伺いしてきました。
作り手として、「家具が活かせる家」を
選んだ。
夫:もともとはファミリー向けのマンションに住んでいたんです。
妻:とくに初めは家を建てる気がなかったんですよね。でも家具屋をやるようになって、マンションでは自分たちの作った商品が思うようには置けない…というのが気になるようにはなっていたんです。
夫:大きいモノを作っても、エレベーターでは運べなかったりもしますからね。僕はアウトドアも好きなんですが、マンションは道具を運びだすのもやっぱり大変だったんですよ。
妻:そんな中でBaumのスタッフが「家を建てる」っていうのを聞いて、主人が急にスイッチが入ったんです(笑)。
夫:やっぱり一軒家がいいなって思い始めて…D’S STYLEのことは、昔から納品にお伺いすると「あ、またD’S STYLEの家!」という経験してきていたので知っていたんです。そこにたまたまD’S SELECT(D’S STYLEが発行しているこだわりのショップを紹介する冊子)に掲載させてください、っていう話もやってきて、D’S STYLEのスタッフさんとも面識ができて、さらには納品に行ったお客さんにも「Yさんも建てなよ〜」とオススメもされていて…でもちゃんと他も検討したんですよ。古民家をリノベーションする会社などとも比べたよね?
妻:でも、リノベするにも元になる家としていい条件のものが見つかりにくかったんですよ。子どもたちの学校のことも考えると、あんまりへんぴなところはイヤでしたから。 子どもが多い地域にしたかったんです。人数が少ないとその分、視野も狭くなりそうな気がして。
夫:僕的にD’S STYLEにした決め手はやっぱり家族のことも考えて、耐震性などもしっかりしているし、ピカピカの新しい家がいいかな、ということですね。そしてやっぱり「家具が活かせる家」だというのは、もう十分知っていましたから。
存在感ある家具を
どんどん自宅に持ち込む。
夫:プランとしては、僕は土間が好きだったので、広く確保できることにこだわりました。
妻:私的には「またすごいこと言い出したなあ」って感じでした。だって冬は寒そうと思っちゃって反対もしたんですが「土間が広いプラン」というのは全然譲ってもらえませんでした。まあ、結果的に冬も別に寒くなかったんですけど(笑)
夫:うん。ちょっと足が寒いかな、っていうくらいだね。でも住んでみても、土間は、ウチのスタンスには合ってると思うんです。
妻:土間で子どもたちが縄跳びをしていたり、いい感じで使えていますよね。はじめはアメリカンスタイルで靴のままでいこう!みたいなことも考えましたけど、やってみると、掃除の面でどうかな…と思うようになって、入り口で靴は脱ぐようになりました。
夫:土間が広い分、構造的にも吹き抜け部分が大きく出来たり、天井が高くなるのもいいんですよね。その分、開放感がすごく出てきますから。
妻:はじめは反対したけど、暮らしてみると、いい感じでした(笑)。
夫:あとは、土間の離れもつけました。僕の趣味部屋というか、家具のことを考えたり、写真を撮ったり、自宅で商談したりといった場所に使えたらな、と思いまして。実際に家に置いている家具も、Baumで創ったモノをどんどん持ち込んでいるんです。カウチソファーもかなり大きいサイズのものを持ち込んでいます。
夫:カップボードも、大きいモノを持ち込みました。味のある節付きの板が好きでわざと使っていています。
妻:スタッフさんが点検で来たときも「え、指が入るような穴がありますけど?」って、珍しがっていましたね(笑)ちなみに大きなプランターもBaumで創ったものですね。
夫:2階のクローゼットのチェストは、特に持って上がるのが大変でしたよ…でも、がんばって持ち込んだ分、こうして大きなサイズの実物を家に置いた感じを見ながら、寸法の打ち合わせもできる環境が整ったと思います。