その後の暮らし(前編)
電気工事関係の仕事で独立した夫と支える妻とやんちゃな息子2人。スケボー、スノボー、サーフィンなどボードスポーツをこよなく愛する夫妻は、 「自宅にスケートボードランプを作りたい」と都会を避けてD’S STYLEの平屋を建築。そんな家族のその後の暮らしをお伺いしてきました。
家にスケートランプを作りたい。
夫:元は、一軒家に住んでいました。でもちょっとコンパクトにまとまった感じで手狭な家だったんです。
妻:だから自分たちで家を建てたいという気持ちはありました。そんな中、夫には独立したいという気持ちがあったので、「会社員のウチにローンを組んでおきたい」と考えていまして…
夫:独立後ではローンも組みづらいという話も聞いていたので…それなら今のうちにという流れで土地探しから始めたんです。
妻:2人とも都会に住むのはイヤだったので、人里離れたところで土地を探していきました。
夫:スケボーが大好きで、家にスケートランプをつくりたかったのもありました。やっぱり、すべっている時の音の問題もありますから。
妻:いい物件がなくて、どんどん田舎の方にいったんです。
夫:そうこうするうちに、この場所で土地は先に決めることができました。家のほうは、初めは住宅展示場などを回り、その中でもアメリカンテイストの家を作っているところなどを見ていました。
妻:そんな中で見つけたのが、D’S STYLEでした。そして少し経った頃に豊中モデルハウスに行ってみたんです。見てみたら2人とも「いいやん!」ってなったわけです。もう玄関から入ってすぐの土間の感じだけで、気に入りましたね。
夫:外観や土間の見た目もそうですけど、床と壁の間の巾木がないというのもよかったんですよ。それで、テンションが上がってその足でスグに別のモデルハウスも見に行きまして、見積もりもいくつか出してもらったんです。そしたら平屋のプランもあるとのことで…
妻:じつは平屋に興味があって、別の工務店でも聞いてみたことがあったんですが断られたんです。でも、D’S STYLEさんは、見学していたときに「平屋にも興味がある」と話していたことを憶えていて下さって、見積もりとプランも用意してくれていたんです。
夫:「お、平屋だ!」ってなりました!外観、見た目、細かなつくりまで気に入ったので、もうD’S STYLEで建てよう!と決まったわけです。
趣味も家もみんなで楽しむスタイル。
夫:プランは平屋のもので、このカタチに決まっていました。
妻:土間収納を追加してもらうなど、収納は基本のプランより少し増やしてもらいました。
夫:拡げた土間にランプを子どもたちと自作しました。壁に遮音シートを挟み込んで、OSB合板を上から貼って自分で仕上げたんです。まあ、工事関係の仕事をしているので慣れていますから(笑)
妻:家具はほとんど一新したんです。持ってきたのは、衣装ケースや収納関係のアイテムくらいですね。
夫:引っ越しも業者さんには頼まず、自分たちで持ってきました。ローンを払う一月目だけは、会社員の状態で払わねばならなかったのですが、その後、すぐ独立に向けた準備期間にはいったので、その間に家の棚をつけたり、頼まれたことを進められたんですよね。
妻:ちょうどコロナの時期でもあったよね?
夫:そうそう現場がストップになったり、「材料は届いてるけれど作業は延期」みたいなこともあり、時間にゆとりがあったんです。
妻:そんなこんなで住み始めて、半年から1年くらいで今の状態を整えることができました。新しく入れた家具は、基本的に夫と2人で選んだモノです。
夫:妻は好みの守備範囲が広いのですが、お互い見つけたものを見せ合って、「これはないわー」「これはいける!」みたいなやりとりをして選んだ感じです。
妻:がっつりアメリカンでもなく、インダストリアルでもない…1つひとつのアイテムが気に入るかどうかで決めていったんですよ。
夫:もともと、スノーボードから入ってスケーボーをやるようになったんです。サーフィンは2人でやってみようか…っていう頃に、たまたまいいショップを見つけたんで仕事が終わってから、2人でショップにいったのが始まりです。
妻:サーフのカルチャーも夫婦で一緒に楽しんできたので、今のテイストの家に仕上がっているんだと思います。