その後の暮らし(後編)
ネコに子どもが生まれたのを機に引っ越しを考え、D’S STYLEへ辿り着いたというNさん夫妻。 入居から3年経ち、息子1人、猫4匹へと家族も増えた今の暮らしぶりをお伺いしました。
子どもが生まれてからの変化。
妻:子どもが生まれてしばらくは、手が離せなくて家をいじることもできなかったのですが、今年の春からはガーデニングもはじめました。家全体のアレンジとしては木のテイストが好きなので、北欧っぽいイメージでベースの色も抑えめ。アイアンとかそれに近い茶色などを選ぶようにしています。子どもの物が増えるとどうしても原色が増えてしまうと思うので、自分たちのものは極力落ち着いた色で選ぶようにしています。
夫:僕は裏庭の芝生をリメイクして畑でもやろうかなと思って作業を進めているところです。子どもが生まれるまでは、休みにはゴルフにいったり、釣りにいったり、みんなでバーベキューをしたりしていたのですが、最近は家族3人で出かけることが多くなりましたね。
妻:土曜は家で過ごして、日曜は雑貨屋さんや植物屋さん巡りに出かける感じでしょうか。けっこう遠くにも足を伸ばしますね。
夫:やっぱりこの家はいじれるところが楽しいんですよ。元をたどれば雑貨好きがこうじてこういう家に住んでいるようなところもありますから、いろいろ趣味は変わってもやっぱりここに戻ってくるんですよね。
自分たちでできることはやる。
夫:思えば自分たちで手を加えたところも多いですね。
妻:階段の手すりも自分たちで塗りましたし…。
夫:土間をカスタマイズして床を広げたりもしましたね。ホームセンターで材料を買ってきてやってみると、案外難しくないものです。何年かのうちに、庭に葡萄屋根みたいなものをつくってみたいですね。子どもがもう少し大きくなったら、庭の土管をなくして小屋を建ててみたいなとも思います。
妻:息子は土管の上の芝生に座るのが好きみたいで、よく登って遠くの景色を眺めてます。だから、しばらくはあのままで置いておいてもいいかもね。
夫:でもあの土管、相当大きいけれどどうやったら動かせるかな(笑)。何をするにしても、まずは自分たちでできるものはやってみたいんです。そのほうが楽しいですし、多少「手作り感」が出てしまってもいいじゃないですか。
妻:失敗したらやり直せばいいだけですし、何よりそういう「手作り感」も、この家なら味になっていってくれると思うんです。
これから建てる人へヒトコト
「どういじろうか」と考える 楽しみがずっと続いていくんです。
住みながらいじっていくのが、ホントに楽しい家だと思います。間仕切りがないところがやっぱり楽しいと思うのです。初めから間仕切りがある家では子供部屋、ここは書斎…などと決めやすい反面、どうしても引っ越して一度家具などの納まりがついたら、そのまま滅多にいじることはなくなっていくと思うのです。模様替えをしたとしてもその「部屋単位」のこと。ですが、D’S STYLEでは趣味や子どもの成長に合わせて、家全体で「どういじろうか」と考える楽しみがずっと続いていくんです。そんな変化も考慮に入れて、コンセントや窓の位置を考えてみるといいかもしれません。
OWNER PICKSに続く…