その後の暮らし(後編)
入居して4年。グラフィックデザイナーの妻とシステムエンジニアの夫が、 頻繁に模様替えしながら、成長していく子どもと共に住まいを楽しむ暮らしぶりをお伺いしました。
4年経っても新鮮な家。
夫:住みはじめて4年経ったのですが、未だに新鮮なんですよ。模様替えをかなりの頻度でやっていますね。子どもの成長にあわせたり、気分転換…いろいろときっかけは、ありますが。
妻:こういうのいいよね…っていうのを思いつくと、「そろそろ模様替えしない?」夫に相談するんですよ。
夫:それがまた的を得ているから、「よし、やろう!」ってなってしまう(笑)。
妻:引っ越した頃は一人だった娘も、今は二人に増えました。思えば引っ越す前には、この先、子どもが何人増えるか、性別がどうなるのかなんて、わからないでしょう?でもこの家の場合は、その時の家族の気分や状態にあわせてどんどん使い方を変えたり、考えていけるのが、楽しいんだと思います。今は下の子も小さいので、2階の空間を広いままにして二人一緒に遊ばせています。
夫:上の子が小学校に入ったら、机やベッドを置いて何かでちょっとした間仕切りのようなものを作ったり、空間の使い方のアイデアを新たに考えるのが楽しみですね。
妻:友達を呼んで「スゴいな!」「おしゃれ!」って言われることは想像できていましたが、年配の人にも評判がいいのは意外でした。「今の人は、こんな家の方がいいよね!」って、遊びに来た親戚の人たちも言ってくれています。
夫:なぜか近所の子どもたちにも評判がいいみたいで、あまり知らない子までよく遊びに来るんです(笑)。明るくて、風通しもいいから、テンションが上がるんでしょうね。
緑がすくすく育つ空間。
夫:全体としては、ストレートな北欧テイストではなく、「いきすぎない北欧テイスト」が僕らの好みですね。
妻:例えばジャングルっぽいくらい緑を入れるとか。グリーンのお店を見るためにちょっと遠出をすることもありますね。
夫:やっぱりD’S STYLEの家は、土間など光が多いので植物がよく育つんです。
妻:初めから立派に大きく育ったものを買うと「高かったんだから…」と気合いを入れて手をかけすぎて、枯らしてしまうことってあるでしょ。私たちにもそんな経験がありました。でも今は小さい状態で買うことが多いですね。ホントにどんどん育ってくれますから、その様子を見るのも楽しいですし、「ウチならこのサイズで大丈夫」って思えるんです。
夫:家の全体のテイストやコーディネートは、もう妻の感性に任せています。もともと妻の仕事はグラフィックデザイナーなんです。だから、もともとそのセンスや感性にも惚れて一緒になったところもあるんですから(笑)。
妻:でも「こういうモノを買って、こういう風にしたい」っていうのは、ちゃんと相談していますよ(笑)。
夫:そのアイデアがいい感じだからオッケーするんです。
妻:先輩オーナーさんの話を聞いていた頃「収納は多すぎない方がいい」と言っている方もいらっしゃったんです。正直、自分たちで住んでみるまでは、あまり信用していなかったんですよね(笑)。でもね、今では正解かもしれないって思うんです。同じ雑貨を買うにしても、「ちゃんと家において気に入るものだけ」を選ぶようになりますし、「モノを減らそう」と常々心がけるようになりますから。
これから建てる人へヒトコト
住んでからでもいじりやすいように設計されている。
家を建てるとなると、「こんな風にしたい」「ここをいじっておきたい」と言う欲求がいろいろ出てくると思います。ですが住んでみて思うのは、この家の標準プランがよくできているということ。僕たちも建てる際には予算の関係で我慢した部分もあるのですが、今思えばそこまで心配しなくてよかったと思うんです。なぜならD’S STYLEは「住んでからでもいじりやすい」ように設計されているから。住みながら自分たちでモノを置いたり、カスタマイズして居心地のいい場所を作っていける余地があるのです。だから、あまり悩みすぎず「住んでみてから考えられる」という発想も持って家づくりに臨んでみてはどうでしょうか。
OWNER PICKSに続く…