その後の暮らし(前編)
農業を営む夫と元保育士の妻が選んだのは「旗竿地」。どうやって使うの?と思ったこの土地も住み始めてみると「気持ちいい!」に。 3人の子どもたちがいながら、スッキリとシンプルなライフスタイルを貫くYさんにその後の暮らしをお伺いしてみました。
弟が見つけて薦めてくれた家。
夫:「おもしろい家があるよ」と弟がパンフレットを持ってきて見せてくれたのが、D’S STYLEとの出会いです。
妻:私たちは、ちょうど子どもも一人増えるからということで家を探し始めていたタイミングだったんです。
夫:弟も僕らと同じようなタイミングで家を探していたんですが、その中でD’S STYLEの写真展を見に行ってきて「かっこいいけど、僕らにはちょっと難しいかも…」となぜか僕に薦めてきたんです(笑)
妻:D’S STYLEは、パンフレットを見ているだけでもワクワクしました。無垢の木など素材感もよくて。それで東山のモデルハウスを見学しに行くことにしたんです。
夫:間口も広くて、開放的で…「いいなあ!」と二人とも気に入りましたね。
妻:でもスグには動かなかったんです。その後、私が育休に入ったり、ちょっとバタバタしてきたので、「落ち着いてからにしよう」 と私たちの中で家探しのブームが下火になってしまって。
夫:1年くらいは何も動きませんでしたね。その間もD’S STYLEは噂通り、まったく後追いも、セールスもして来ませんでした。だから余計に僕らの家探しブームは下火のまま(笑)。
妻:生活も一段落着いて、そろそろ家を本気で考えようかという段になって、改めて考えても「そういうスタンスも含めて、やっぱりD’S STYLEがいい!」ということで、こちらから「D’S STYLEで建てます!」と連絡。ようやく土地探しが始まりました。
夫:あちこちスタッフと土地ツアーで見て回りましたね。この旗竿地を初めに見たときは、「これは無理」とすぐスルーしたんです。でもスタッフから改めて「この向きにこういう風に建てれば、十分入りますよ。おまけに庭も出来て車も置けますね。何ならウッドデッキも…」とどんどん具体的なイメージを膨らませてくれたんです。
妻:「それだったらいいな…」と二人ともすっかり納得しちゃいましたね。
旗竿地を思い切り楽しむ。
夫:実際に建ててみると、ホントにいい空間になりました。入り口はせまくなっていますが、車は何台か停められますし、奥まった庭はプライベート感もありますし。
妻:それに隣に家が一軒しかないというのも、気を遣うことが少なくていいですね。子どもたちをどこかに連れて行けない時も、この庭でなら安心して遊ばせておけますよ。プールを出して遊ばせても人目が気にならないですし。夫が竹をDIYしてつくった台をつくって、流しそうめんをしたこともあります。※web掲載/ライフフォトコンテスト2016 SUMMER ベストエンジョイ賞
夫:東山のモデルハウスで見た広い土間が本当に印象的だったので、3×5の標準プランに追加して「離れを土間に」と注文しました。のちのち、部屋にしたくなったら板を自分たちで敷けばいいですし、和室が欲しくなったら畳を持ってくればいい。
妻:できあがってみると、やっぱり土間で空間がひろくなることで、建坪よりも広く感じられますよね。
夫:確かにこの建坪で壁や廊下があったら…少し狭く感じかもしれませんね。
妻:標準プランでは土間の方に洗面所とお風呂があるんですが、僕たちは離れへ繋がる土間をなるべく大きくとりたかったので、トイレと場所を入れ替えてもらったんです。できあがってみると、台所から洗面所への動線が非常によくて、料理をしながら、合間に洗濯物を見に行けたりすごく便利でしたね。
夫:僕らの場合、他に注文した点と言えば、庭の木の位置をダイニングに座って見えるところに微調整したくらいでしたね。もう注文しなくても、いい感じで作り込まれているなあ、と感じることが多かったですし。
妻:階段は、初めは間が空いてるのって、子どもたちには大丈夫かと思ったんですが、子どもたちはアスレチックみたいにしてぶら下がったり、なぜか階段を机代わりにして絵を描いていたり、おもしろがって使ってくれています。
夫:土間、階段、庭…家のあちこちを走り回っているのを見ると、ホントに子どもらが家を楽しんでくれているなぁと思いますね。
妻:賃貸などでは走り回ると、下の階にバタバタと足音が聞こえて近所から苦情が来たりするのですが、そういう心配もありません。2階で家事をしているときも、1階で遊ばせている子どもの気配がちゃんと伝わってきますから、家全体が「大きなワンルーム」みたいな感覚で使えています。
後編に続く・・・