その後の暮らし(前編)
岸和田だんじりの花形「大工方」を務めていた夫とだんじり文化に触れてきた妻。結婚前からD’S STYLEに惚れ込むも、この地域から離れたくないことから土地探しが難航。そんな長年の想いを叶えた夫婦と子供2人の4人家族にその後の暮らしをお伺いしてきました。
昨年入居なのにD’S STYLEの古株!?
夫:昔は向かいにあるハイツに住んでいたこともあるんです。
妻:それこそ結婚する前から賃貸より、自分たちの家がいい。そして「D’S STYLEがいい!」ということで土地は探していたんです。
夫:だんじりをやっている関係で、やっぱりヨソの土地に離れたくないじゃないですか。だんじりの寄り合いがあったら、もう夜の2時3時まで飲むこともザラですから、遠くにも行きたくない。そう思ってエリアを絞って探すと本当に土地が出てこなくて…
妻:そうしている間に9年くらいが経ちました(笑)。
夫:一度は家付きの中古の物件をみつけ、家をつぶして建て直そうという話になって図面を描いてもらうところまでいったんですが、土地が狭すぎて、思っているD’S STYLEの家にはできない感じだったのであきらめたこともありました。
妻:D’S STYLEを知ったのは、「友だちの家が建築の本に載るから」っていうことで、雑誌を買ってきてみたのが初めでしたね。新しいモデルハウスができるたびに見に行って、オーナーにもなっていないのに感謝祭にも毎年のように遊びに行っては、中島さんと「土地見つからないですね…」なんて話をして(笑)。
夫:もう「一生モデルハウス見に行くだけかな?」って思いました。「D’S STYLEの家のことをスタッフさんより知っている」ってくらいに見てきたわけです。
中島:そうですよね。もう古株っていうイメージで(笑)。僕らとしてもオーナーじゃないけど「D’S STYLEが好きな人」として付き合っていました。このあいだは、内定者研修で、この家にお邪魔してSさんに先生として「D’S STYLE」についてしゃべってもらいました。…ちょっと変わった関係ですよね。
夫:まあ、そうかもしれませんね。ちなみにこの土地は最終的に妻がネットで見つけたんです。
妻:たまたま昔住んでいたハイツの向かいの土地が売りに出ていたんです。「あの家があったところ」ってイメージつきますよね。
長年待った分、完璧にできた。
夫:プランについては、もう何年も見てきただけにあらかた決まってました。いつもニュースレターでオーナーの家が紹介されているのをみて、「うらやましい!」って思ってきましたから。
妻:土地が決まった段階で、歴代のニュースレターを全部出してきて、また見直したりもしましたね。
夫:妻がずっと捨てずに全部残しておいてくれたんです。
妻:その中で「これは違う」「これはいい!」と自分たちの好みを改めて確認しながら、プランをつめていきました。
中島:Sさんの場合、もうプランはほとんど自分たちで作って書いてきて下さいましたよね(笑)
夫:そうですね。妻がもうコンセントの位置まで細かく決めてお願いしてくれました(笑)。
妻:やっぱり長年見続けて、建てると決めて8年くらいあったので使い方はもう頭にできていましたから「自分たちならここにモノを置いてこう使う」というところまでばっちりイメージできるようになっていたんですよね。
夫:だからもう完璧ですよ(笑)。
妻:トイレが土間から直行で行けるようにしたくて、そこは基本のプランから変更してもらっています。それでちょっと普通のプランからは変形になっていますね。
夫:住んでからもう10ヵ月か…。振り返ってみると住み始めて1ヵ月くらいで、もう今の状態になっていましたね。どういう風に住むかというのがイメージできていた分、早かったんでしょうね。
妻:棚をあちこちにDIYで作っているんですが、棚を作る前に荷物を運び入れてしまったんですよ。「しまった!この荷物ほどいてどこに置くの?」っていう状態でしたから、余計に早く進めたところはあるかもしれません(笑)。
夫:DIYは、とくに勉強したとかそういうこともありませんが、僕の場合、生まれつき器用なので(笑)。
後編に続く・・・