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庭木のススメ

2023年1月27日(金) | LIFE STYLE |

こんにちは
設計・インテリアコーディネーターの佐野です。

大寒波で肌寒い日が続きますね。
最近どこからか甘い香りがすると思ったら
近くで梅の花が咲いていました。

厳しい寒さに負けず
春も少しずつ準備が始まっているんだと感じます。

そういえば子どものころ、「赤毛のアン」というカナダの島を舞台にした本を読んでいました。

その中の描写に主人公が住むことになる
グリーンゲイブルズ という家には
近くに小川が流れて、暖かくなるとりんごやライラックの花が咲いて春の訪れを喜ぶ、というような美しい描写がありました。

いつかそんな庭に囲まれた家に住みたいと子ども心にずっと憧れていました。

D’S STYLEの家は庭が組み合わさることで
より魅力を増します。

お手入れはもちろん手間がかかりますが
四季や年数の移ろいに応じて表情が変わる植栽は
少しあるだけで庭を鮮やかに彩ってくれ
家の中からも外からも五感を楽しませてくれます。

そんなD’Sでよく植えさせていただく植栽を
少し紹介したいと思います。

【落葉樹編】

【アオダモ】
ひょろひょろとした幹の形が独特な落葉樹です。
4〜5月ごろに綿毛のような白い花が咲き、紅葉を楽しんだ後も変わった樹形のラインが魅力の木です。
幹が華奢なためシンボルツリーとして大きく植えても庭をすっきり魅せてくれます。

【イロハモミジ】
モミジといえば和風な雰囲気を思い浮かべるかもしれませんが、夏のさわやかな新緑はどんなイメージの家も問いません。
モミジにも色々な種類がありますが、イロハモミジは黄色から紅までの紅葉の移り変わりを楽しんでいただけます。

【ジューンベリー】
自然な樹形が雑木林のような庭のイメージにぴったりな植栽です。
3月〜4月に可憐な白い花を咲かせ、名前の通り6月に甘酸っぱい実をつけます。
オーナーさんはよくジャムにされて、パンにつけてもよし、お肉にも合い、ソーダ水に浮かべても美味しくいただけます。
ハラハラと散る紅葉の姿も好きです。

【常緑樹編】

【ヤマボウシ】
落葉樹と常緑樹とありますが、常緑樹として選ぶとしたらヤマボウシがおすすめです。
5〜6月ごろ白い花が枝じゅうに咲き、真っ白に覆われる姿は何事かと思います。
食べたことがないのですが、赤い実がなります。

【ホルトノキ】
常緑というと葉が濃い色の少し重みを感じる木を思い浮かべることが多いかもしれませんが、そんな中ホルトノキは葉の色が明るく軽やかな雰囲気を与えてくれます。
枝先の葉が赤くなることもあり、色の変化を楽しめる木です。

【ヒトツバタゴ】
自然な樹形が美しく、5月に咲く白い花からはほのかに甘い香りが漂います。
成長はゆるやかですが、大きく育つので庭の中でもゆとりのある場所に植えてあげるのがおすすめです。

成長したら剪定して
たまに肥料をあげて
虫がつかないように葉水をして、と

植物があればもちろん手がかかりますが
その分愛着も深く湧きます。

庭木ライフぜひ楽しんでください。

そんな庭木を愛する「ランドセル工房生田」様にて
以前、工房のお庭を弊社の外構事業部が担当させていただきました。

ランドセルはもちろんお庭も見ていただけますので
ご興味がある方はぜひ訪れてみてください。

そして、ランドセル工房生田様の繋がりで
革もの工房兼自宅を建てられたM様の個展が和泉市にて行われるとのことで
DMをいただきましたのでこっそりシェアさせていただきたいと思います。

昨年の感謝祭にも出展いただいておりましたが
もし実物を見る機会を逃された方チャンスです。

植物のように、手をかけるほどに愛着の湧く革ものの魅力に触れていただけばと思います。

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