その後の暮らし(前編)
D’S STYLEの家で「美容鍼灸サロンLune」を経営している妻とレンタルサロンや写真撮影やインテリアコーディネートを手がける夫。 店舗兼自宅を前提に考え、D’S STYLEを選んだ二人のその後の暮らしぶりを伺いしてきました。
店舗兼自宅で建てよう。
夫:元は大阪市内のワンルームに住んでいました。
妻:夫の仕事環境やコロナなどもいろいろあって、夫の地元に家を建てようということになったんです。
夫:前は飲食系の仕事をしてまして、大阪市内でスパイスカレーやカフェなどを知人と共同経営していたんです。でもまあ、コロナとかいろいろありましたから(笑)仕事を変えるなら大阪市内にいなくてもいいから地元へ戻ったんです。土地は親が持っていた中から選びました。
妻:私は学校で学んだあと、既に美容鍼をメインにしたサロンで独立していたんです。夫がレンタルサロンのオーナーになり、そこに入らせてもらうカタチで経営していました。なので、家を建てるなら「家でもサロンを構えたいね」という流れだったんです。
夫:はじめは住宅展示場なども見学に行ったんです。でも全然リアリティがなくて…
妻:そうなんです。普通だな…そして高いな…ということしか感じなくて。他の家も見に行ったんですが、どうも店舗をつけにくい感じだったんです。
夫:そんな中、妻の姉がD’S STYLEのモデルハウスを見学したというのと、その姉の友だちがD’S STYLEを建てたというのを聞いたんです。
妻:そうなんです。「好きそうでしょ?」って教えてくれたんです。
夫:そこから僕ひとりでまずはライフスタイル展に見学に行って、二人でモデルハウスを見に行って…
妻:うん。そこからはポンポン進んだよね?ちょうどモデルハウスでワークショップをやってて、よりイメージしやすかったんです。
夫:まず玄関から入ってスグに大きな窓がある造りを見て「こんなのがいいなあ」と思いました。よくもわるくもシンプルなところも気に入りました。自然素材の無垢の床や漆喰の壁など、自分たちで選びそうなものが既に標準だったのもよかったんです。
アレンジは、夫に任せる。
妻:建てる際のプランですが、自分の店をする前提なので、離れはつけてドアは2つつけようというのは初めから決めていました。
夫:細かいところでいうと、当初提案してもらったプランでは、玄関を開けるとすぐキッチンが見えるという造りでしたが、そこは玄関を開けた時に正面に窓が来るように変更してもらいました。そのために0.5帖分くらい拡張しているんです。
妻:モデルハウスを見に行った時にみた「大きな窓」が印象に残っていたので、それに近づけた感じですね。
夫:外壁はグレーを選んで、あとは天井にライト用のレールもあらかじめ付けていただきました。小窓の位置なども、近くの花火大会が見える位置に微調整してもらいました。
妻:キッチンにはカウンターも追加してもらっています。簡単な食事は、カウンターで済ませるので、ダイニングテーブルは置かなくても大丈夫です。
夫:家具は引っ越しに合わせて届くように、予め買いに行っていました。ワンルーム時代につかっていた家具はほとんど捨てて、全部いちから揃えましたね。
妻:家具に関しては私があまりこだわりがないので…
夫:はい、僕の独断でほとんど決めちゃいました(笑)
妻:私が帰ってきたら「あれ、こんなスペースができてる!」、「植物が増えてる…」という感じでどんどん出来ていった感じですね。
夫:僕は、工業高校出身で芸大に進学していたんですね…だからある程度やれます。いや、専攻は音楽だったんですけど(笑)2Fにウォークインクローゼットを作るのも勝手にやっていました。
妻:私としては「服はハンガーにかけたいなあ」と言っていたんですけど、出かけて帰ってきたら、いい感じにできていました(笑)
夫:アルミラックに有孔ボードを貼って目隠しにしたくらいなんですけど、それでも前面にはお気に入りのアイテムを飾るスペースも出来て、ガラッと違う雰囲気にできましたね。