もっと個性を出したいという
気持ちがあったんだと思います vol.1

DATA:2017年4月完成 大阪府守口市 T様邸 BASIC (3.0x5.0 PLAN+α)

その後の暮らし(前編)

幼なじみの同級生。家族同士も仲がよくて一緒に成長してきたという夫と妻。子どもが生まれたのを機にD’S STYLEの家に 暮らし始めて4ヵ月。夫の父の手を借りながら、自分たちの空間にしつらえてきたという。そんなTさんの暮らしぶりをお伺いしました。

大手メーカーでは、出会えなかった個性。

:元は3F建てのハイツのようなところに住んでいて、子どもができて「そろそろかな…」と家を探しはじめたんです。まずは大手のハウスメーカーなど家を見て回ってたんですが、あまりしっくりこなかったんですよね。
:そう。「屋上でバーベキューなどアウトドアもできます」とかアピールされましたね。…でも、まあ立派なんですけど僕たちにはピンと来なかったんです。
:もっと個性を出したいな…という気持ちがあったんだと思います。そんな中で、同じように家を建てようとしていた先輩が「こんなところもあるよ」と紹介してくれたのが、D’S STYLEでした。
:教わって、さっそくモデルハウスを見に行ってみてからは早かったよね。とにかく「オリジナル感」がすごかった。
:土間の空間が斬新でしたね。リビングから大きめな窓の開放感が気持ちよくて、ウッドデッキも見えて、モデルハウスに置いてある家具もいい感じで。おまけに外観も「黒」でかっこよかったんです。
:通路というものがなくて、「部屋」と「部屋」という概念で区切られていない。そういう「他にない感じ」が気にいったんです。土間もいろんな使い方ができそうだなって想像がふくらみましたよね。
:だからD’S STYLEのモデルハウスを見てからは、他を見に行くことはありませんでした。二人ともの実家に近い、エリアで土地を探してもらってすんなりと決まりました。

標準プランを少しだけアレンジ。

:カスタマイズした点は、まずウッドデッキですね。ちょっとテントを立てられるくらいの広さがほしかったんです。それに合わせてプランをアレンジしてもらいました。
:あとこの土地は、ちょっとした旗竿地になっているんです。入り口は狭いけれど、奥は広いという。それを活かしてアメリカンフェンスを置きたかったんです。土地の間口からエントランスまでを、曲線を描くように石を敷いてもらうようにお願いしました。どういうカタチでカーブをさせるかも工夫しました。
:ボルダリングのホールドも打ち合わせの段階からお願いしていました。ただカラフルなものではなく、落ち着いた「黒一色」でまとめたかったんです。セットで売っているのは、どうしてもカラフルなものがばかりだったんで、ネットで結構探しましたね。取り付け位置は、父に相談しました。…でもまあ、全体的に「本気で登る」という用途は意識せず、見た目のバランス的にどうかを重視してるんですが(笑)。
:だからアクセントで一点だけバナナにしてあるんです。もともと好みとして、ナチュラル系よりも締まったカッコいい系にしたかったんです。だから外壁も迷わず「黒」を選びました。そこから、中身も意識してポイントになるところに黒を持ってくるようにしていったんです。

後編に続く・・・