こんにちは。
D’S STYLEの都川です。
電車の中吊り広告で見るたびに気になっていた
黒田 泰蔵展。
広告のきれいな写真に惹かれ、
中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館へ行ってきました。
中吊り広告に書かれていた
建築家の安藤忠雄の言葉にも気になっておりました。
「黒田泰蔵さんの白は、
真理を求めてやまない心の色である。」
わかるようなわからないような…
これはやっぱり実際に見てみたいなと。
平日で人も少なく、とても静かな館内。
こんな素敵なスペースもありました。
時間を忘れさせてくれそうです。
写真撮影がOKというのはとても嬉しいのですが、
スマホのシャッター音が響きすぎて
逆に気をつかってしまいます笑
シンプル。
とてもシンプルです。
良いとか悪いとかという感想が思い浮かばず、
その判断をさせないくらいのシンプルさがありました。
作家は、白磁のうつわをつくることを
「イエスとノーの間の言葉」
を表現することに例えています。
つまり、言葉にならないことを、
かたちにして共有する方法だと捉えているのでしょう。
と解説にありました。
言葉にならないことをかたちにできることが
とても羨ましく思います。
「アートは、
美しいものを作るという目的が先にあるのではなく、
本来は、自分の心の中の問題を解決していくこと
なのだと思います」
と作家の言葉としてありました。
やっぱりアーティストを羨ましく思います。