その後の暮らし(後編)
研師×動画クリエイターとしてSNSで100万人越えのフォロワーを持つ夫と管理栄養士として働く妻、そして2匹の猫との穏やかな暮らし。妻の家を建てたいという想いに、腰の重かった夫も自分の研場もほしいと納得。そんなふたりと2匹の暮らしぶりをお伺いしてきました。
1日中居ても苦痛じゃない空間。
妻:住み心地としてもめちゃくちゃいいよね?広すぎないから掃除に時間もかからないし、庭が広すぎないのもまたいいんです。
夫:猫たちも暮らしやすそうですよ。あっちこちでくつろいでますね。
妻:人が大好きな猫たちなんで、私たちの居心地がいいところに一緒にいることも多いです。…そういえば漆喰の壁って、猫たちにガリガリやられちゃうかも…と思ったんですが、意外とやらないんですよ。賃貸の頃は、壁紙を剥がされて「あぁ!やめてー!」みたいこともよくあったんですけど(笑)漆喰ならたとえやられても、メンテナンスもしやすいですしね。
夫:居心地がいいので、「家に居たくなる」というのはスゴくありますね。それこそ1日中家にいても、苦痛じゃない。空や外の景色もいい感じに眺められますからね。キッチンが広くなったので、料理もしやすいんです。
妻:だから、夫が料理をしてくれることも増えましたね。どちらかが料理をしていたら、手の空いているほうがお風呂の準備などをする。
夫:うん。半分半分でやってますね。…食洗機もあれば、ドラム式で乾燥までやってくれる洗濯機もありますし、ルンバもある…そんなに大変ではないですよ。
妻:引っ越してからは、ドライフラワーも少しずつ増えてきました。独身の頃から好きだったんですけど、束のものは高いので少しずつ増やしている感じです。
夫:登山も行くようになったよね?妻の母が山好きで、一度二人で同行してみたらハマったんです。自然に触れるとやっぱり癒やされますよね。
妻:夫はもはや撮影要員みたいになってますけど。
夫:SNS用に撮影機材は揃ってますから、それをフル活用して「自然の中で過ごす妻」をかわいく撮る…いやSNSに載せたりはしないんですけど(笑)
妻:ムービーも撮ってもらって、大事に保管しています(笑)
研師・動画クリエイターとして最高の活動拠点。
夫:やっぱりD’S STYLEの家に研場をつくってから「研ぎ」が本格化したところはありますよね。研ぎ台は、上手工作所さんでオーダーして水栓などは、D’S STYLEにお願いしてつけてもらって…スペースも広くて、研ぎやすい環境になったんですよ。
妻:以前は賃貸マンションの狭いシンクでがんばってたもんね(笑)
夫:腕が上がったかどうかは自分ではわかりませんが、動画のクオリティは確実に上がりましたね。
妻:YouTuberさんや飲食店の方など、コラボ撮影もできるようになりましたもんね。
夫:そうそう。玄関から離れの研場にもすぐ案内出来ますし、客人を招きやすい造りになってできているんです。帰宅して夕食を食べた後、毎日2時間くらいは、「研ぐ時間」を持てるようになりました。
妻:昔は、仕事前に朝4時起きで「研ぐ時間」にしてましたから、それが今では夜やるようになったことで、腰を据えて落ち着いてやっている感じはしますね。
夫:研ぎを依頼して下さるのは個人の方もいれば、各地の料理店の方など、全国からお声がけいただけています。…研ぐ代わりにお魚をもらったり、お肉をいただいたり…たいてい目利きのお客様ばかりですから、ホントにいいものをお持ちくださるんです!お金よりそっちのほうがおもしろいんです(笑)
妻:おかげさまで毎回、ありがたくおいしくいただいています(笑)。この人、今でこそこんな感じですけど一昔前はバスケばっかりしていたんですよ(笑)
夫:それがこの道に入って、バスケにかけていた時間を研ぎに集中するようになったら、SNSでもどんどんフォロワーが伸びるようになっていったんです。
妻:D’S STYLEに引っ越してそれにもっと磨きがかかって今に至るという感じですよね。もともと「研ぎ」という世界はマニアックでニーズも少ないもの。「積み重ねれば、そのうちバズるだろう…」とコツコツやってきたのは、先見の明があったんでしょうね。
夫:だんだんと一般の人も興味を持ちやすいものにしているので、批判されることもあります。でも僕の活動が知らない人にも「研ぎ」という世界に興味を持ってもらうきっかけになれれば、と思ってがんばっています(笑)
妻:家と共に手に入れたこの環境で、楽しそうに「研ぎ」に没頭し、世界に発信していく姿を見るのは、私も誇らしくうれしいんです。
これから建てる人へヒトコト
シーリングファンをつけることを
強くおすすめします。
D’S STYLEの家は標準装備がすごくいい。シンプルな家だけにそこで暮らすオーナーさんごとにホントに家のテイストが変わってくるのがおもしろいと思います。だから建てる前にインスタなどで、できるだけたくさんの実例を見てイメージを膨らませておくのがオススメです。ちなみにウチではエアコンは、1Fに1台と寝室に1台あるだけ。それでもシーリングファンを回せば、年中どこにいても快適。冬にはストーブだけでも暑いくらい(笑)。その恩恵を得るためにも吹き抜けには、「シーリングファン」をつけることを強くおすすめします。…むしろ、これD’S STYLEの家には絶対に要るものだと思います!