モデルハウスフリートーク(前編)
豪華な仕様ではなく等身大の生活を
感じられる家。
楽しい暮らしを知り尽くしたD’S STYLEスタッフによる生活感溢れるインテリアコーディネートが魅力のモデルハウス。 そこで今回は実際にコーディネートを手がけたスタッフのフリートークをお届けします。
大阪 豊中市にオフィスと モデルハウスが
同時オープン。
都川:楽しい準備期間でしたよ。モデルハウスが、オフィスから徒歩20秒くらいのところにあるのですが、オフィスをつくりながら、同時進行でモデルハウスの準備も進めていきました。
佐野:モデルハウスの中のコーディネートは、担当する豊中オフィスのメンバーに任せてもらえることになり、私と設計の藪井が中心になって考えました。逐一オフィスのメンバーに「こんな感じにしたいんです!」とオッケーをもらいながら進めていきました。
藪井:普段は設計の立場でD’S STYLEの家に触れているのですが、今回は「自分が住むなら…」という気持ちで考えましたね。
都川:今回は、広い土地を確保しにくいケースが多い北摂というエリアだけに、「離れ」などのない標準プランのモデルハウスです。これをどう自分たちなりにアレンジしていくかというのが、ポイントでしたね。
佐野:藪井と二人でいろんなアイデアを出し合ったり、InstagramとかPinterestなどで見つけたアレンジ案などを元に、何をどう使えば、この雰囲気が出せるかと、相当時間をかけて決めていったんです。
都川:モデルハウスも、まず自分たちが「居心地がよい」と感じられるものにしないと、見学に来られたみなさんにも楽しんでもらえませんよね。だから「自分たちが好きなモノを!」と楽しみながら進めていきました。
敷居の高くないモデルハウス。
都川:そんな中でも今回は「手の届くアレンジ」に、こだわっています。
佐野:モデルハウスの中にあるものは、ほとんどが無印良品かIKEAに行けば、みなさんが気軽に手に入れられるものばかり。見に来られた方から「これどこに売っているの?」と聞かれれば、ほとんど答えられます。だって、私と藪井で買いに行って揃えましたから(笑)。
藪井:買い物に行くのも楽しかったですよ。でも自分たちでひとつひとつ組み立てるのは、大変で岸和田オフィスのメンバーにも手伝ってもらいました(笑)。
佐野:でもその分、IKEAで買ったものの、組み立て方はかなりマスターしましたから、わからないお客様がいらっしゃればお教えできますよ。
都川:一階のソファーなどはTRUCKさんの高価なものをチョイスして織り交ぜています。実際に住む皆さんも「ここだけは!」など、予算をつぎ込んだりするものでしょ。自分の家を飾るように、コーディネートする。そういう感覚がどんどんスタッフにも出てきて、「もっとこうしよう」とみんなで足していくんです。今日もマネージャーの中島が「よし!アウトドアリビングつくろう!」と、いろいろ買ってきて自分でセッティングしてました(笑)。結局、当初の予定していた予算よりオーバーしちゃいましたが、まだまだいじりたいですね。