北欧的なやわらかいテイストを
匂わせたモデルハウス

DATA:2017年7月完成 大阪府枚方市 南船橋モデルハウス※12/10公開終了 BASIC(3.75×3.75PLAN+和室)

モデルハウスフリートーク

豪華な仕様ではなく等身大の生活を
感じられる家。

楽しい暮らしを知り尽くしたD’S STYLEスタッフによる生活感溢れるインテリアコーディネートが魅力のモデルハウス。 そこで今回は実際にコーディネートを手がけたスタッフのフリートークをお届けします。

もと「家具の専門家」が アレンジしたモデルハウス。

中島:このカタチのモデルハウスができたのは、実は7年ぶりなんです。北摂エリアの住宅街の中でもスッと収まるプランですから、検討中のみなさんにとって、参考になりやすいかな…と思うんです。そこで実際にオーナーさんが建てられた家を期間限定で、お借りしてモデルハウスとして公開させてもらうことにしたんです。
前山:そして中身のコーディネートを任されたのが、僕です。じつはまだ入社して2ヶ月目(笑)。もとは家具屋さんで働いていたという経験をかって任せてもらえたんですよ。
中島:元々D’S,STYLEのオーナーさんの友人だったんですよね。そのオーナーさんは、相当、家具や雑貨に詳しくてセンスがいいことで私たちの中でも有名な方ですから、「そのご友人で家具の専門家」というのであれば、お任せできるだろうってことになったんです(笑)。
前山:もともとは、中高生の頃から服が好きでその延長線で家具や雑貨にも興味を持つようになったんです。それで調べてみると、チャールズ・レイ・イームズにしても、アルヴァ・アールトにしても家具のデザイナーって、建築家もやっていることが多いんですよね。そんなところから、建築にも興味を持つようになったんです。イームズが70年前にデザインしたものは、今も廃れず愛されていますし、アールトでいえば、100年前にデザインしたものがまだ受け入れられています。僕がD’S.STYLEの家をみたときに、感じたのはそれに通じるような普遍的なものだったんです。シンプルさ故に飽きが来ない。なおかつ遊べる。アレンジ次第でどういう方向・好みにも転ばせられる。そういう部分に惚れ込んで、自分でも扱ってみたくなり、転職してきたんです。

やわらかい北欧テイストにまとめる。

前山:正直な話をします。今回、アレンジ用の予算が豊富にあったわけではないんです(笑)。でも考えてみれば、実際に家を建ててアレンジしていこうという場合でも、もちろん予算に限りはありますよね。「そりゃ、モデルハウスだからお金かけていいモノを揃えられるからステキになる」というのは、やっぱりちょっとズルいですよね。だからそこは実際に家を建てる人と同じ感覚で見て頂けると思うのです。
中島:加えて「なるべく他のエリアで公開しているモデルハウスとは違うテイストで」という風には、注文しました。
前山:そうなんです。当初は古材やアイアンのテイストを活かしたアレンジも考えたのですが、青葉台のモデルハウスでもやっているので、あえて違うテイストに振ることになりました。
中島:たしかに、ちょっといつもとは違う感じに仕上がったよね。
前山:北欧的な女性らしいやわらかいテイストを匂わせられたらと思ったんです。例えば、ダイニングテーブルは、事務所にあったIKEAのものを使うことになったのですが、傷が多くてそのまま置いては美観を損ねてしまいそうでした。そこでテーブルクロスで色を出すことにしました。マリメッコの中でも定番の花柄ではなく、わかる人にはわかるカリーナ・セス・アンダーソンという女性デザイナーが手がけたモノをチョイス。ファストインテリアを使った場合も、テキスタイルひとつで大きく雰囲気を変えられると思うんです。実際、存在感があって、「このテイストに合わせるように他の場所のアレンジを考えていこう」という取っかかりになりましたから。ラグやクロスをうまく使えば、手軽に季節ごとに空間のイメージをガラリと変えていくこともできますから、ちょっとオススメですよね。D’S STYLEの家は、そういう風に遊んでいくのも楽しさなんですから。テーブルクロスのテイストから派生して、キッチンのシェリフもやわらかいイメージのスウェーデンのストリングを持ってくることにしたんです。キレイめのシェルフに、ビンテージ感のあるオブジェを飾ってみたり、キレイ×キレイだけに終わらせないところもちょっと工夫しています。

もっと家の中を豊かにする生活へ。

前山:そうやって何回かアイテムを持ってきながら、どうまとめていこうかと僕の私物の本や小物を持ち込んできたり、植物を運び込んだり、少しずつ仕上げ、ようやくここまで揃ってきたというところです。全体としては日本のメーカーの手軽に揃えられるものに馴染ませるように、ちょこちょことこだわったアイテムを主張しすぎない程度に配置してみました。僕がこだわって選んだ部分も、じっくりと見学して気づいていただければうれしい限りです。まだ、この撮影の後も思いつくアレンジがあれば、持ち込んでくるかもしれませんから、みなさんがいらっしゃった時には、今回の写真に写っていないアイテムが増えているかもしれませんね。
中島:何か「元家具屋さん」としてみなさんにメッセージしておきたいことはないかな?
前山:難しいことを考えなくてもまずは住む人が楽しければ、それでいいのかな、とおもうんです。「これが絶対好き!」というアイテムがあれば、それを中心にあうものを機能性、デザインなどを考えて探していくのは楽しい時間になるはず。そうして探して、選んだものをだけに実際に使っていくと、より愛着が湧いてくると思うんです。まだまだ日本という国は、「暮らしへの価値観」がヨーロッパよりも低いと思うんです。服とか車とか、外から「誰かに見られるもの」へお金を使うことが主流になっているところがありますよね。もっと自分のため、家の中にお金を使うことにシフトしていくことで、心の豊かさが芽生えてくるのかもしれません。家で過ごすことが「楽しい」とか「幸せ」になっていけば、もっと人生の中の「幸せ」も増えていくはず。…まあ、家の中で使うアイテムが、いざとなればヤフオクやメルカリなどで、気軽に売れる時代なんですから、あまり身構えず「こだわったものを取り入れる」ことに挑戦してもらえたら、うれしいですね。

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