リノベーションモデルルームフリートーク(前編)
D’S STYLEのコンセプトを
そのままリノベーションへ。
ソトとナカの境界をあいまいにした玄関から洗面、リビングへとつづく土間スペース。インテリアは北欧よりsimple外国風の リノベーションモデルルーム。今回は実際にコーディネートを手がけたスタッフのフリートークをお届けします。
D’S STYLEのリノベーション 本格始動。
松田:今回はD’S STYLEのコンセプトをそのままに「マンションリノベーション」に取り組んだモデルルームを紹介したいと思います。ここは阪急宝塚線の庄内駅から徒歩9分という場所。小さな公園や集会室、子供図書館なども敷地内にあるビッグコミュニティの一角にある部屋をD’S STYLEがリノベーションしました。
藪井:リノベーションって端的に言えば、今あるものを生まれ変わらせること。住まいづくりに当てはめれば、「中古物件を改修して新たな住まいとして再生させる」という意味ですね。
松田:そうですね。いつもは新築でいちから家を建てている私たちが、中古マンションをD’S STYLEのコンセプトで生まれ変わらせるということなんです。
中島:実はD’S STYLEがマンションのリノベーションを手がけるのは、初めてじゃないんですよ。1軒目は2013年。寝屋川のほうで家を建てたいと考えていた方が、どうしても土地の価格で折り合いがつかず困っていらっしゃいました。
藪井:エリアによっては土地の価格が高くなりますもんね。
中島:D’S STYLEのコンセプトやスタイルは、とても気に入っておられたので、「じゃあ、D’S STYLEでマンションをリノベーションしましょう」と話がまとまったんです。実際、いい感じに仕上がり、オーナーさんにも喜んでいただけましたから「今後もどんどんやっていこう!」ということで盛り上がっていたのです。…それが、ようやく今回、本格始動となりました。
松田:最近では豊中オフィスもできて、北摂エリアからのニーズも多くなってきました。「どうしてもこのエリア!」と思って土地を探すとどうしても、価格面で悩む…という方も増えそうですもんね。
中島:D’S STYLEの選択肢のひとつとしてリノベーションがある、というイメージです。リノベーション市場に手を広げて勝負していこうっていう気持ちはありませんよ(笑)。
どんなスタイルになるのか?
中島:基本的にはD’S STYLEとコンセプトは同じです。進め方も一戸建ての場合と変わりません。「このエリアで」という要望を元に、マンションを探す部分までお手伝いすることもできます。もちろん「このマンションで!」とお客さんのほうで物件に目星をつけて相談していただいても構いません。D’S STYLEで建てようと思って下さった方が、選べるプランの1つくらいに考えていただくといいんじゃないでしょうか。
藪井:設計に関しても、D’S STYLEと同じスタッフが担当していく予定です。今回のモデルルームですが、もともとは3LDKの一般的な分譲マンションでした。そこから壁や床を全部外し、一度スケルトンの状態にしてからリノベーションしていったんです。
中島:まっさらの空間から手を入れていくので、設計に関しても基本的にD’S STYLEと同じだよね?
藪井:そうですね。今回もモデルルームとなる部屋の現地に来て、日当たりなどを考慮しながら、どう進めようか決めていきました。壁の塗りや土間の素材も同じものを使っています。
中島:ただし工期は一戸建てに比べて、短期間で済みますよ。ここも設計が決まってからは、1ヶ月くらいで仕上がりました。直接見てもらえばわかると思うのですが、素材も考え方も同じだから、パッと見たところの空間は、一戸建てのD’S STYLEと変わりないものが出来上がっています。シンプルで住む人の好みにあわせて、いくらでもカスタマイズができる仕様です。