D’S STYLE 最大サイズのプランに和室+ロフトの
広々とした箕面森町モデルハウス。(前編)
インテリアコーディネートは、箕面でアイアン&無垢材のオリジナル家具やビンテージ家具、雑貨を扱うSQUARE(スクエア)さん。
今回はコーディネートを担当して下さったマネージャーの山田さんとスタッフの長井さんにお話をお伺いしました。
じつは何年も前から お客様を通じて出会っていた。
山田さん:もともとお店にいらっしゃるお客様が「実はD’S STYLEにお住まいだった」ということが多かったんです。オリジナルでつくった家具などを納品しにいくと「え!またD’S STYLEさん?」「今回もD’S STYLEさん?」と次々と出会いがありまして…振り返ってみるともう何年も前からD’S STYLEさんのことは知っていたんですよね。ニュースペーパーで納品したお客様が取り上げられているのを拝見したこともありました。D’S STYLEを選ぶお客様(OBさん)の好むテイストと私たちの商品のテイストが合っているのかもしれませんね。
長井さん:D’S STYLEさんから「モデルハウスの家具を一式コーディネートしてくださいませんか」と電話があったんですが、その電話を取ったのがまさに僕だったんです(笑)。すぐ、おもしろそう!やってみたい!と思ってウチの代表にも相談したんです。お話をいただいたのは、まだ建築中でしたから図面をいただいて、サイズ感を考えながら少しずつ実際のコーディネートに落とし込んでいきました。
コンセプトは「趣味を楽しむ夫婦」。
山田さん:今回のモデルハウスでは、30代で子どものいないディンクス世代をイメージしてコーディネートをしています。
長井さん:子どもがいるパターンも考えてみたんですが、せっかくコーディネートするなら中途半端にするのはイヤでしたから、振り切って「思い切り趣味を楽しんでいる夫婦」という人物設定にしました。
山田さん:SQUAREでは、もう少し落ち着いたスタイルも得意ですが、今回はD’S STYLEさんのテイストを考えて長井を中心に若いスタッフたちで考えてもらうようにしたんです。間仕切りのない広い空間をどうタノシムか、というのがおもしろかったですね。
長井さん:30代で子どものいない夫婦の家…となれば友だちが集まってくる場所になるだろうな、と考えて思い切って、1階はダイニングのみで構成してしまうことにしました。庭や広いウッドデッキも合わせれたら何人でも呼んで遊べる場所にしたかったんです。2階をリビングとして夫婦だけで使うというアレンジです。
山田さん:テレビもあえて置かないようにして、土間にみんなで楽しめるようなプロジェクターを設置しているんです。
長井さん:LDと同サイズという広い土間の使い方として、入ってすぐのあたりにマットを敷いて、その先を土足禁止エリアにしたんです。その先は、土間も居住空間の一部として裸足で歩ける設定です。友だちが子どもを連れてきたら、こちらの土間を裸足のまま走り回れるようにイメージしています。
山田さん:入ってすぐの場所に置いているバイクは、SQUAREの代表の私物です(笑)。
長井さん:SQUAREには、バイク乗りが何人かいるんですが、その中でモデルハウスに一番合うものを選びました。外に置いているジープもSQUAREの代表のもの。小型のバイクは僕の物です。普通の原付スクーターじゃないところが、趣味を楽しんでいる感が出るかなと思いまして(笑)。
山田さん:多彩な趣味がある設定なので、これまた長井の私物でサーフボードを持ち込んでもらいました。
長井さん:実際に足を運んでみて、玄関を開けたときに目に飛び込んでくる空間のインパクトが強烈でしたから、これを活かしてコーディネートしていくことも重視しました。たとえば玄関から入るなり、2階のロフト部分の梁の木が見えているのもスタイリッシュですよね。訪れた人はスタイリッシュさが垣間見える2階がどうして気になる…でも夫婦と仲良くなった特別な人しか2階には招かれない…という設定なんです(笑)。
山田さん:あちこちに置いたシェルフでコーディネートしつつ、収納をしっかり確保するように心がけました。広いモデルハウスだけに2階を広いリビングとして贅沢に使ってもクローゼットやベッドルームなどはゆとりをもって確保できましたね。