その後の暮らし(後編)
技術職として働く夫と靴下のデザインを手がけていた妻。インスタグラムで気に入っていた家たちが、D’S STYLEだったことは 偶然投函されたフライヤーで知ったという。そんな夫婦とお子さん3人家族のその後の暮らしをお伺いしてきました。
試験を重ねて理想の色を作る。
夫:引っ越すに当たって、家具や家電はほとんど新調しました。
妻:決定したプランの図面を渡された段階から、ネットショッピングが止まらないという…家具屋さん巡りも始めましたしね。
夫:小物なども気に入ったらちょこちょこ買っていました。
妻:インスタグラムで色々家の写真を見て、壁の一面は色をつけたいなというのは考えていました。
夫:そこからは色を考えて、「青だな」となってからも、どの青がいいのか、かなり検討しました。ネットや写真で見るのと塗料の色って違ったりするでしょ?だから絶対失敗したくなかったので、木の板を用意して、ためしに塗装してみて乾かして、色の変化などを確認したり…2〜3回はそれを繰り返したんじゃないかな…まあ、かなりマニアックにやりました(笑)。でもそういうシミュレーションって大事だと思うんですよね。
妻:夫は技術系なんで「試験しておこう」という発想をしてくれたんでしょうね。でも、おかげでイメージ通りの色が出せました。そういえば壁の色を見ていたときには、Pinterestなどもずいぶん活用していたんですが、「こういうのにしたい!」って思ってよく見たら、D’S STYLEのモデルハウスだった…ということもありました。
夫:つくづくD’S.STYLEと好みがぴったり合うんでしょうね(笑)。
多目的スペースが気持ちいい。
夫:みなさんがよくクローゼットとして使っている2階のフリースペースの所は、ウチでは長机を設置して多目的スペースにしました。ここの壁は1階のキッチンのところの色とは、実は微妙に変えているんです。作業に集中しやすいようにワントーン濃くしてみたんです。
妻:私の縫い物などの道具もここにいろいろ置いています。子どもの小物などをちょこちょこ作ってます。靴下のデザインの仕事をしていたこともあって、縫い物や絵を描くのが好きなんです。
夫:ちなみに僕は普通のサラリーマンです。DIYもしたことはないんですが、家具などは元々好きだったんです。…まあ機械のメンテナンスの仕事なので、モノをいじることに抵抗はなかったんですが。
妻:この作業スペースは椅子の位置を動かせば向かい合わせで座ることもできるんです。そういうところも気に入っています。
夫:何かしようという時にここにくれば、1人でも2人でも作業ができる…というのがいいですね。
秘密基地で育つもの。
夫:住み心地ですか?僕らは本当に快適に過ごせていますね。
妻:うん。冬もファンヒーター1個で1階も2階も20℃に保てています。外から帰ってくると、ちゃんと暖かいんです。
夫:空間が一繋がりになっているけど、暖かいもんなんですね。
妻:不便なところが、逆にあんまり思いつかないんですよね。
夫:いろいろ飾り始めると、壁に下地をもっとたくさん入れておけばよかったな…とは思いましたけど(笑)。
妻:そういえばウチの家ではカーテンをひとつもつけていないんです。近隣には家がひしめいているんですが、ウチの窓からは視線がうまくハズしてあるんです。
夫:引っ越して変わったことといえば…自分で掃除機をかけるようになりました(笑)。
妻:やっぱりキレイにしておきたくなるんでしょうね。私は掃除機をかけなくてよくなったので、ありがたいです(笑)。個人的には「ハンモックで昼寝」も、考えたことがなかった変化かもしれません。
夫:僕は仕事に出かけていても、早くおうちに帰りたくなるんです。ゆっくり家族で過ごしたいなぁ…って思うんですよね。
妻:だから家事も手伝ってくれたりするのかもしれません。
夫:子どもの成長でもひょっとしたら、「D’S STYLEの家ならでは」ってことがあるかもしれません。土間や階段などがある家で過ごしているせいか、同年代の子どものなかでは昇り下りの動作が得意なんですよね。
妻:歩くスピードも何だか早いんです。
夫:うん。他の子よりも高速で動いている気がする(笑)。
妻:そういう意味でも、ここで育つ子どもがどう成長していくのかというのも楽しみな部分でもありますね。
夫:そうなんですよね。「秘密基地みたいにしたい」と僕らが作った空間で、この子が、どんな風に育っていくのか…この先、家の変化と共にそれも楽しみですね。
これから建てる人へヒトコト
玄関をあけたときのプライバシーが少し気になっていましたがちょっとした工夫で全く気にならなくなりました。
自分たちは当初、D’S STYLEは開放的すぎて「玄関をあけたときのプライバシー」が少し気になっていました。でもちょっとした設計の工夫やカスタマイズだけで全く気にならなくなりました。実際に暮らし始めても、この設計にしてよかったなと感じています。D’S STYLEのテイストが気に入っているなら、プランの選び方や設計次第で不安なところがクリアされることもあると思います。スタッフさんに、どんどん相談してみて下さい。
OWNER PICKSに続く…