その後の暮らし(前編)
技術職として働く夫と靴下のデザインを手がけていた妻。インスタグラムで気に入っていた家たちが、D’S STYLEだったことは 偶然投函されたフライヤーで知ったという。そんな夫婦とお子さん3人家族のその後の暮らしをお伺いしてきました。
インスタグラムで憧れていた家が来た。
夫:元は賃貸マンションに住んでいました。2LDKだったかな。子どもが生まれると、手がかかって2〜3年はあまり自由に出かけられないかもしれないな…と考えて家探しを始めました。
妻:もともと家のイメージはインスタグラムで調べて情報を集めていたんです。そうしたらある日、マンションのポストにD’S STYLEのライフスタイル展のフライヤーが入っていたんです。それで一致したんです。私があまり知らずに「かわいいな〜」と思っていた家がだいたいD’S STYLEだったと(笑)。
夫:行って見ようか?と気軽に出かけたんです。マンションかハウスメーカーで建てるか…とぼんやりと考えていた段階でしたね。
妻:ライフスタイル展にいってみると、改めていろんな写真を見られて、こんな素材、木を使っていますなど詳しくわかりました。
夫:実物を見たくなり「モデルハウスへ」ということになりました。到着すると、妻はもう写真で、かなり見ていたので「やっぱりいいな〜」と惚れ込んでいました。でも実は僕自身も「僕がこの空間に住んだらこうするかな…」と妄想してました(笑)。仕切りがないという自由さをどう使おうかと。「大丈夫かな?」という気持ちより興味の方が勝っていたんです。なので、もう一軒家なら、D’S STYLEっていう風になっていましたね。確か9月頃にライフスタイル展に行って、12月には地鎮祭をしていましたから(笑)。
妻:こんなにすぐに?と思うくらいスグに土地もみつかったんです。
夫:スタッフさんに土地ツアーに連れて行ってもらって、初日にもうこの土地と巡り会えたんです。人気エリアで駅からもそんなに離れていなくて、土地の形も立地もよかったんです。次に同じようなものに出会えるとも限りませんから、もう決めたんです。
妻:地鎮祭の頃は、出産も近くなり実家に帰っていました。
夫:そこから子どもが生まれて、めまぐるしく過ごしていると「いつの間にか家も建っていた」という感覚でしたね。
妻:慌ただしいけど、楽しい時間だったよね(笑)。
秘密基地みたいにしたかった。
夫:プランは土地の形や予算のこともあって、3×5+離れで、すんなり決まりました。でも、ちょこちょこと注文しているんですよね。
妻:そう「秘密基地みたいにしたい!」って伝えたんです。たとえば、玄関から入ってスグ台所という造りになっているんですが、壁を1枚入れてもらっているんです。
夫:玄関を開けると真正面に土間がまっすぐ見えるだけで、居住空間は目隠しされるような造りになっているんです。
妻:D’S STYLEらしい土間から吹き抜けへの開放感はありながら、ちょうどいいバランスになったと思います。外から見るとシンプルな黒い家で一見入り口がわかりにくい…そして玄関を抜けると、はじめは入り口から狭めの土間の廊下のように見えるんですが、数歩進んでみると…D’S STYLEらしい開放的な空間が広がる!
夫:「なんじゃこれは!」という秘密基地っていうコンセプトにぴったりの造りにしてもらえました。
妻:遊びに来た人をびっくりさせたかったんですよね。
夫:飲食店なども入り口が狭めにしてあるところってありますよね。隠れ家的な居心地のよさみたいな感じで。秘密基地っていうのもだいたい入り口はちょっと狭かったりしているですが、中に入ってみるとなんだか居心地がいいもんですよね。
妻:離れも通常は土間からの続きでつけるらしいんですが、ウチの場合はリビングのスペースと繋げてもらったんです。キッチンから真正面にくる位置に離れを配置したかったんです。キッチンで作業しながら、子どもの様子が一直線で見えるようにしたくて…。
夫:離れには戸もつけていない分、玄関から入ってきたとき感じる空間の広がりが、より一層際立ったんじゃないかと思います。この設計には本当に満足していますね。
妻:ベビーカーを押して買い物に行ってもそのままスッと家の中に入れますし、買い物した荷物は、入ってスグの台所でところにサッと下ろせる。実際に生活してみても便利にできていますね。
後編に続く・・・