その後の暮らし(前編)
機械関係の会社に勤める夫と保育士の妻。軒先の桜を残して建てた家に、元々飼っていた猫のタンゴと犬のイギーに加え、引っ越してから新しく猫のトンガリも仲間入り。夫婦と3匹の賑やかな家族の1年と少し経ったその後の暮らしをお伺いしてきました。
犬や猫が快適に過ごせる家。
夫:もとは賃貸のハイツに住んでいました。家を検討し始めたのは「家賃を払うより買った方がいいかも」と考えたからでしたね。
妻:あまり深く考えず建売の物件も見に行っていっていましたね。
夫:その延長で家の近所にあるモデルハウスを探していたら、たまたまD’S STYLEに出会ったんです。
妻:モデルハウスまで車で5分くらいだったんですよ。じゃあ、行ってみようというノリで見に行ったんです。
夫:もともと漠然とですが、お互いに家のイメージはあったんです。こういう広いリビングがあって、部屋も特にいらないよな…って。
妻:そうなんです。近くにあったから、いってみたら、たまたま自分たちの求めるものとピッタリ合っている家がそこにあったんです(笑)。
夫:だからもう気に入ってしまって、そこからはD’S STYLEのことしか考えていませんでしたね。他のモデルハウスや既にお住まいのオーナー邸も2軒見学させていただいて、契約を決めました。
妻:ウチは、犬とネコを両方飼っているので、特に動物を飼っていらっしゃるお家を見学させていただいたのは、参考になりましたね。無垢材の床は少し軟らかいこともあって、「どのくらい傷がつくのか」とかも初めはやっぱり気になるじゃないですか。
夫:見学に行った家は、猫も犬だけじゃなくてお子さんもいる…というご家庭だったんですが…
妻:もう気持ちいいくらいに傷だらけでした(笑)。床を見ていると、床材の隙間にちょっと米粒がはいっていたんです。それでも住んでいる方は「うん。無垢材だから木が季節や気温で伸び縮みして、木の隙間もできるのでちょっと入ることだってありますよ。ハッハッハー!」って、全然気にせず豪快に笑い飛ばしていました。そういう様子を見ていたら思いますよね。うん、気にしてもしょうがないって(笑)。
夫:床が適度にやわらかいことは、動物たちにとっては足腰には悪くないですし、体のことを思うと硬くて滑るフローリングよりよほどいいじゃないか、って思ったんですよね。
テレビ周りにこだわる。
夫:土地を探しは少し苦労しましたね。4×4のプランで建てられる場所をと、探していたんですがそうなるとある程度の広さが必要になるんですよね。
妻:ここは二人で意見が分かれましたね。夫はどうにか土地の価格を抑えたいという視点で考えていますし、私は駅が近かったり、生活の便利さも求めていましたから。
夫:だから僕が自分で土地を探して「これはどう?」って妻に見てもらうことを繰り返していました。2ヵ月くらいはそんなことをしてたよね?
妻:うん。もう仕事の合間にも探してくれていて、家に帰ってからも寝落ちする寸前までずっと土地を探してくれていました(笑)。
夫:初めはお互いの通勤の中間にあたるエリアで探していて、なかなか金額で折り合いがつかず、それまでノーマークだったエリアに視野を広げてみたんです。実際、この場所も当初の予算はオーバーしていたのですが…
妻:私はこのエリアに馴染みがなかったんですが来てみるとすぐ近所にショッピングセンターもあったり、駅や大学のキャンパスも近いので「これは街が廃れることもないな…」と、ここに決めました。
夫:プランは4×4に離れをつけました。あと建てるときに注文したのは、細かいところですがテレビを壁に取り付けたり、ネットと繋いだりするいろんな機材を上部に棚をつけてもらって、配線コードが全く見えないようにまとめてもらいました。ここにはこだわりましたね。
妻:二人ともかなりのテレビっ子なんです(笑)。
夫:そうなんです。だからテレビ周りにはかなり投資しているんです。2階にも大型のテレビを壁掛けでつけてもらっています。
妻:使い分けですか?たとえば、私が友だちを連れてきても、夫は2階でいつも通りにくつろいでテレビを見ていられる…という使い分けをしていますね。
夫:初めから土間にイギーの場所はつくって、2階は二人でゆっくりしたりするのと寝室にしようと決めていたんですよね。
後編に続く・・・