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これからの家づくりで「必要な心得」とは

2021年6月1日(火) | 性能の話, 家づくり, 土地さがしの話, 資金計画, コストダウンの話 | 染矢 忠彦

おはようございます!
DS STYLE東京西の染矢です。

さて、今回は…
『現代の家づくりで必要な心得』
こんなテーマでお話しさせていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長引くコロナ禍で、緊急事態宣言も
今月の20日まで延長されました。
飲食店へのダメージはとてつもなく
多くの方々が苦境に立たされている状態です。

こちらのブログでもお伝えしたように
住宅業界も「ウッドショック」と呼ばれる
材木の急高騰という現象が発生しています。

近年は材木に限らず、建築資材全般の価格も
徐々に、そして大幅に上がってきています。

また、国が定める耐震や断熱に対する
基準が厳しくなったことから
以前に比べ、そもそもの建築コスト自体が
高くなっているというのが家づくりの現状
なのです。

そして、それに加えて
消費税も徐々に上がっているので
ほんの数年前と比べても
家づくりにかかるお施主様の負担が
大幅に膨らんできているのも現実です。

このような物価上昇に連動して
賃金も上がっているのならば
これはこれで問題のない話かもしれません。

しかし実際のところ
所得が上がり続けていると実感できる方が
一体どれほどいらっしゃるでしょうか?

もしくは以前の日本のように今後も安定して
所得が上がり続けるという希望を
一体どれくらいの方が持てるのでしょうか?

家づくりも時代に合わせて
計画・実行しなければいけない

材料代のアップや基準のアップ
そして税のアップによって
建築コストはどんどん上がっているのに対して
所得は上がっていないか
もしくは今後も上がる見込みが薄いのであれば
家に対する負担を出来るだけ減らす方向で
考えなければいけません

そして
品質は落とさずに負担額を抑えるためには
「面積を小さくする」しか方法がありません

しかし、いくつかの理由から
家を小さくすることに対する抵抗感が拭えず
多くの方が結局、家にお金をかけ過ぎることに
なってしまっているのです…

理由その1
みんながそうしているから

家を建てようと決意した方の多くは
住宅展示場や現場見学会に足を運びます。
そして、そこで目にするのが
同じような間取りのお家。
また、同じような広さのお部屋です。

1階には広いリビングの他に和室があって…
2階には寝室と人数分の子ども部屋があって…
各部屋に収納がある上に
大容量のウォークインクローゼットや
納戸もあって…
ご主人専用の書斎があって…
奥さん専用の家事室があって…
家族用の玄関の他に来客用の玄関があって…
といった家の数々です。

これらの要素が実現されているお家を
見続けていった結果
夢と理想ばかりが膨らみ
経済的な負担を背負ってでも
当たり前のように自分たちの家にも
これらの要素を求めるようになるのです

理由その2
家を坪数で判断してしまうから

そして
家が大きくなってしまう2つ目の理由が
「家はこれくらいあるものだ」という
固定観念です

「最低でも30坪はあるものだ。
出来れば40坪ぐらいは欲しい」
このようにお考えの方が
数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

おそらく、こうなってしまう一番の理由は
『みんながそうしているから』
というだけのものです
それだけの大きさが暮らし的にも予算的にも
必要なものなのかどうか?
あまり深く考えず決めてしまっていませんか?

理由その3
無意味とも言える虚栄心から

最後に、3つ目の理由として
小さな家を建てることが恥ずかしい
こんな心情も少なからずあるのではないかと
思います。

みんなより小さな家を建てることに対して
劣等感を抱いてしまうとかカッコ悪いことだと
思ってしまうということですね。

また、家だけに限らず土地に関しても
出来るだけ広く買いたいという感情を
誰しもが少なからずお持ちなのでは
ないでしょうか?

そして、冷静に自分自身の予算と
照らし合わせることができなくなり
適正な予算を遥かにオーバーした
買い物をしてしまう…
そんな構図が生まれるというわけです。

家づくりは
あなた自身の適正な予算の範囲内で行うべき
なのです。

まずは
あなたにとっての適正な資金計画を
今現在だけじゃなく
もっと先の未来ことまで見据えた上で
土地や家に一体いくらかけられるのか?を
知っていただいて、その範囲内でできる
「健全な家づくり」をしてください

そして家づくりをスタートする際には
家の面積には決してこだわらないように
してください。

たとえ周りのみんなよりも
面積の小さな家になったとしても
設計の工夫次第で
暮らしやすく開放的な家なのはもちろん
よりオシャレで、より高級感溢れる家に
することもできるのですから。

『家はこういうものである』
そんな固定観念に縛られて
家が人生の負担になってしまうことのないよう
しっかり心得て家づくりに臨んでください。
本当の意味での家づくりの成功を
心より願っております!

それではまた!

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