このグラフは、阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅について調査したものです。
「シロアリ被害・腐朽あり」とされた家屋の9割が全壊しているのに対し、「シロアリ被害・腐朽なし」の家屋は2割程度、さらに5割以上の住宅が軽微な被害で済んでいるという事実がわかりました。
腐朽やシロアリの被害があると、地震に対していかに弱い建造物になってしまうかがおわかりになると思います。このデータから、木造住宅にとって腐朽・シロアリ対策が非常に重要であることが読み取れます。
一般に腐朽やシロアリに強いといわれているヒノキ、ヒバ、集成材でも、時間が経つと写真で示すようにシロアリに侵食されたり、水が含まれる環境では腐食・腐れが進みます。
つまり、木材の防腐・シロアリ対策が木造建物の寿命や耐震性に非常に大きな影響を与えることがわかります。
新築当初は非常にすぐれた耐震性を持つ建物も年月を経ることで腐れ、シロアリ被害にあうと地震の際、建物倒壊の危険性を含んでいるということになります。
D’S STYLEでは断熱材にセルロースファイバーを使用することで建物壁内の調湿効果を持たせ、壁内結露を抑えることで腐朽被害とともにシロアリの好むジメジメした湿度環境を防止。
そしてセルロースファイバーに含まれるホウ素がシロアリやゴキブリなどの害虫を寄せ付けません。
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【断熱材ファイバーエースの特徴①】