50代からでも、
思い切ってこの家を建てて
よかったなあと思います vol.2

DATA:2022年9月完成 和歌山県和歌山市 Y様邸 Basic/ Funp (2.0×5.5 PLAN)

その後の暮らし(後編)

駐車場用に土地を確保したのをきっかけに20年住んだ家を引き払い、50代で家を建てることにしたギャラリーカフェを運営する夫妻。自らも作品を作る夫と高校の非常勤講師をしながら、陶芸家として活動する妻。そんなアートにあふれたその後の暮らしを伺ってきました。

「アートのある暮らし」を体現する家に。

:キッチンカウンターの高さを少し調整したのと、窓を小さめに変えてもらったくらいで、他はほぼ提案いただいたプラン通りです。
:実は以前の家は、かなり散らかり放題だったんですよ(笑)
:そうなんです。洗濯物はソファーでテレビを見ながら畳んでそのまま積み上がっていくみたいな感じで(笑)でも今は物干しのベランダ付きのクローゼット部屋があるので、洗濯物を取り込んで乾いていれば、そのまま分類して片付けられるんです。雨の日はそのまま部屋干しにもできますし。
:もう「靴下どこや〜」と探すこともありません(笑)。やっぱり家がキレイだと、キチッと片付けようと思えるんですよね。
:私たちにとっては、この造りが「整理整頓する」というハードルを極力なくすための最適解になっていますね。
:今までは、ギャラリーを経営して、人には「アートのある暮らし」をお薦めしているのに…家が散らかっていて手に入れた作品も飾れず、しまったままになることが多かったんです。
:今はもうあちこちにアートを飾っています。
:家の中でも、いい感じのアクセントになりましたね。
:眺めていると新しいインスピレーションも湧いてくるんですよ。
:D’S STYLEの家は、2階にフリースペースがありますよね。僕らはここを「ミニギャラリーにしたい」と思ったんです。気に入った作品や自分たちの作品も飾っています。生活の動線上にあって、わざわざ見に行かなくても生活の中でアートが自然に目に入る…自分たちのライフスタイルにピッタリだったんです。
:白い壁が多いので、土間、階段などにも存分にアートが飾れるのもいいですよね。以前の家は「寝るだけ、生活するだけの場所」でしかなかったんですが、今はくつろげる場所になった。身を整えてリラックスできる場所になった。この違いは、大きいですね。ギャラリーの経営者としても、作家としても…50代からでも、思い切ってこの家を建ててよかったなあと思います。

D’S STYLEの家から生まれる繋がりと可能性がある。

:前の家に住みだしてから20年、ライフスタイルとしてもいい区切りができたなあと思いますよ。「いずれ断捨離したい」とふわっと思っていたのを実行する絶好のタイミングになりました。
:実は夫の方が、調べものをしたり、こだわるタイプで、私は割と無頓着に「ええんちゃう?」というタイプなんです。でもやっぱりこうやって家のあちこちに作品を飾ったりし始めると、一緒になって「こうしたらいいんちゃう?」とやりだして、どんどんこの家のよさを感じてくるようになりました。
:住みながら変えていけるという点も思い切り満喫できていると思います。「家のカタチに完成がない」のがおもしろい。アレンジする面だけでなく、エアコンの効きもよかったり、家としての基本的な住み心地も抜群なんですよ。
:あんなにズボラだった私でも、動線がいいのか、散らからず、キレイなまま暮らせているのもすごいですよね。植物も引っ越してから増えたんです。そしたらこの人まで植物が気に入って、お店にも置き始めたんですよ(笑)
:しっかり光が入るように設計されてますから、よく育ち「葉っぱが生えてきた!」と喜べるんです。
:D’S STYLEのイベントで他のオーナーさんとの繋がりができるのもうれしいですよね。家を見に行ってみると、「こういう風に使っているんだ!」という驚きもあり、ワクワクするんです。
:ベースが同じだからこそ、どうアレンジするかに個性やアイデアが見える楽しさがありますよね。
:それにD’S STYLEのスタッフさんは親しみやすい人が多いんです。個展を開いたら見に来て下さる方もいたり…。
:僕らの野望としては、モデルハウスのアートのアレンジを任せてもらうこと。若手の作家さんを応援したい僕らとしては、作品が多くの方の目に触れられる機会を作れるのは、最高の歓びです。そういう「アートがある暮らし」を提案したりできるのもD’S STYLEならではだと思うんです。

これから建てる人へヒトコト

シニア層に近いみなさんにも
D’S STYLEをおすすめしたいですね。

50代で家を建てた僕たちとしては、シニア層に近いみなさんにもD’S STYLEをおすすめしたいですね。若い人のように「この先、子どもが増えたら…」と考えなくていい分、第二の人生としてリセットして新しい暮らしが始められる。ある程度、かたまった趣味があるならそれに振りきった家づくりも進められ、「終の住処」として1つの理想を追求できると思います。

OWNER PICKSに続く…