その後の暮らし(前編)
夫婦ふたりともが鉄道関係の仕事。運転士をする妻とその車両を整備する夫。そんな二人が、丘の上に建てたD’S STYLE。 暮らし始めて半年。もうすぐ赤ちゃんが生まれるとのことで、幸せいっぱいの暮らしぶりをお伺いしました。
一生家は買わないと思っていた。
夫:元は会社の社宅に住んでいました。
妻:結構、広い社宅でしたし、特に不満もなかったので「一生賃貸でいいよね?」と思っていたんです。
夫:うん。妻は一生家を買うこともないだろうというくらい家に興味はありませんでした(笑)。それが二人とも夜勤前で時間があるときだったんですけど、妻から「気になっているカフェがあるから行ってみよう」と誘われて…
妻:行ってみるとたまたまイベントをしている日だったんです。
夫:そこでホントにたまたまD’S STYLEも出展していたんです。ちょうど近くにモデルハウスがあるということでまだ時間もあるから、何の気なしに遊びに行ってみることにしたんです。
妻:するとそれがスゴイよくって!一気に気に入ってしまって、もう見に行ってから1ヶ月以内で決めちゃったんです。
夫:それまで妻は、家なんて一切興味がありませんでしたから僕もびっくりしました。土地は一週間くらいかけてネットで思い切り探しましたね。ちょうどの二人の仕事に通うのに便利のいい場所で、庭が広く取れるところを…という感じで立地を探すと、「もう、ここしかない!」と、出てきたのがこの場所だったんです。
妻:他の会社は全く見に行っていません(笑)。だって元々一生家を買うつもりがなかった自分が「これがいい!」と思える家に出会えたんですから。
露天風呂をやりたかった。
夫:まずプランで第一に考えたのは、お風呂でしたね。二人ともスーパー銭湯に行くのが好きだったので、「家にいながら露天風呂みたいにしたい」と。
妻:だから庭をプライベートな感じで周りから見えないようフェンスで囲って、カーテンをつけなくても生活できるようにしてもらったんです。庭を眺めてお風呂には入りたいと思って、建物の配置を検討していました。
夫:お風呂の窓も庭が見えるように、広くしてもらったよね。
妻:そうなんです。庭にもライフアップ(D’S STYLEの工務が定期点検でメンテナンスやよりよく住み続けるお手伝いをするもの)のタイミングで手伝ってもらってフックと輪っかと壁につけてもらったんです。
夫:そこにアントリーで調達してきたライトをぶら下げたんです。大きな脚立を買ってきて…もう命がけでした(笑)。でもね、おかげで夜にライトアップした庭の緑を楽しみながらお風呂でくつろげる。これはホントぜいたくな時間ですね。
妻:フェンスでしっかり目隠しできているので、お風呂に入るときもカーテンは開けっ放しで大丈夫なんです。ちなみに庭に面したリビング側の窓も大きくしてもらったんです。
夫:窓は標準の2枚で、十分明るいとのことでした。「断熱のこともあるから、2枚にしておきませんか…」と提案されていたんですが…
妻:でも、どうしても庭を見晴らせるようにしたくてスタッフさんの反対を押し切って、窓を4枚の仕様にしてもらったんです。断熱は…あとから窓に断熱フィルムを貼ることで、あまり気にならなく暮らせています。
夫:裏庭にも先週から緑を育て始めました。二人ともガーデニングに詳しいわけではありませんから、まだ全く手探りの状態ですが…。
妻:でも、これでどの窓からも緑が見える状態になったよね。
夫:二人とも夜勤があるから昼寝をする習慣があるんで、明るいウチから家でゴロゴロする時間をいかに快適にできるか、というのは結構大切なんですよね。
妻:雨の日でも夜まで電気をつけなくても明るいですし…
夫:裏が森という立地で、辺りも静かですから、2階で昼寝していると野鳥の声とか森の木がサワサワ鳴るのが聞こえて気持ちいいんですよね。
妻:自然が近くにあるのは気持ちいいんですけど、唯一困ったのは落ち葉がいっぱい飛んでくること。台風の時なんて、大荒れでちょっと大変だったんですよ。
夫:あまりに大変だったんで、草刈り用のバキュームを買って片付けました。掃除や芝生の手入れのことを思うと、エントランスの斜面は、D’S STYLEのオススメで、芝生ではなく栗石を敷く仕様にしておいてよかったと思います。あれなら落ち葉もさほど気にならないですから。