その後の暮らし(後編)
夫婦ふたりともが鉄道関係の仕事。運転士をする妻とその車両を整備する夫。そんな二人が、丘の上に建てたD’S STYLE。 暮らし始めて半年。もうすぐ赤ちゃんが生まれるとのことで、幸せいっぱいの暮らしぶりをお伺いしました。
家族の新しい姿に出会える家。
夫:カスタマイズでいうと、鳥たちのために離れをつけました。今日は取材なんで、カゴに入れてますから「出してよー!」と怒って騒いでるようですが、普段は離れのスペースの中で2匹のインコを放し飼いにしているんです。エアコンなどに乗ってしまうんで網で囲ったり、カメラを取り付けて様子が外からでもわかるようにしてます。
妻:いないと思ったら、そのカメラの上にいたりするんですけど(笑)。 もともとは、私が実家で飼っていた鳥を一匹つれてきたら、夫もすっかり気に入ってくれて、二人とも鳥好きになったんですよ。ちなみにウチにいるのは、「ホオミドリアカオウロコインコ」というんです。
夫:そういえば、鳥たちのためだけに離れを作るんだから相当な鳥好きかもしれませんね。
妻:家のインテリアでも鳥に関するモノが多いですし、置物や飾りも鳥関連のものがあちこちに置いてあります。
夫:庭にもたまに自然の野鳥がやってきていますね。後ろの森からは、ウグイスの声も聞こえてきたりしています。
妻:庭と言えば、洗濯物を干すために庭のはずれにタープを屋根にして洗濯スペースを作りました。お風呂や部屋干しするのには抵抗があって、やっぱり「太陽で乾かしたい派」なんです。
家がきっかけで温まる絆。
夫:休みが合うとどこに出かけることが多かったんですが、最近は家で過ごすことも増えました。
妻:車で旅行に出かけたり、カフェ巡りをするのも好きだったんですが、今は家でおいしいコーヒーを淹れたら十分だなって思いますし。
夫:来客も増えたよね。
妻:そうそう。インスタなどでこの家の様子をアップしていたら、「見たい!」って言って、久しぶりの友達まで遊びに来てくれたりして…「今まで見た家の中で一番スゴイ!」とか言ってもらったこともあります。うれしいですよね。
夫:おまけにもうすぐ子どもが生まれると知って、たくさんプレゼントまでいただいています。
妻:すでに棚にずらっと並べられるくらいかわいいベビー服があるんです。ベビーベッドまで譲ってもらいました。布団はもちろん、鳥の模様が入ったヤツを選んでセッティング済みです。もうお迎えの準備は万端ですね。
夫:そんな僕たちを見て、友達が言うんです。「おまえら、幸せを手にしたなあ…」って。
妻:たしかにそうかも、って実感しますね。
これから建てる人へヒトコト
いろんなアイデアを採り入れることでイメージがどんどん広げられる。
僕たちの場合は、当時、D’S STYLEのモデルハウスを見に行ける場所全て見学して回ったんです。HPに乗っているOBさんたちの話もほとんど全て目を通して、いろんなアイデアを採り入れました。そうやって自分たちの目で見て、いろんな声に触れた分、迷うことなくイメージがどんどん広げられたんです。ちなみに「妊婦さんがいるならトイレは2階にも作ったほうがいい」とD’S STYLEさんに薦めていただいたのは、大正解でした。今思えば、1階だけだと夜中に大変だったな…と思います。
OWNER PICKSに続く…