二世帯住宅としてこだわったのが
土間を挟んで「離れ」をつくることですね。vol.1

DATA:2018年5月完成 大阪府河内長野市 M様邸 BASIC/Style@HOME (3.5×5.0PLAN+離れ)

その後の暮らし(前編)

元はDJだったという夫と会社員の妻、二世帯で新生活をはじめたご夫妻。妻の父と母そして実家に住んでいた弟、そこに引っ越してから生まれた息子を加えた総勢6人の賑やかな暮らしぶりをお伺いしてきました。

二世帯とも家を探すタイミングになった。

:もとは賃貸に住んでいました。でも、「いつかは家がほしい」ってちょこちょこ見て回ったりはしていたんです。そんなとき、私の実家が借家だったんですけど、「その家売りたいから、家を空けるか買い取るかしてほしい」と頼んでこられて…。じゃあ、お互い家を探そうとしているなら、「実家も一緒にして二世帯で考えてみようか?」って話になったんです。
:D’S STYLEのことは、僕らが物件を探していたときからネットでみて知っていたんです。
:二世帯で住むことを考え、一軒家が視野に入るなら…と夫と二人でモデルハウスを見に行ったんです。
:ひとことで言うと「おしゃれだな〜」。建売だとどこでも造りが似てるじゃないですか。でもD’S STYLEの場合は想像を軽く超えてきたんです。規格がある程度できていていろんなプランがあることにも魅力を感じました。
:元々好きだった家具屋さんがコーデしたモデルハウスだったので、余計に気に入りますよね。夫婦で見に行った1週間後には、ウチの両親も連れて見学に行きました。元々実家は、日当たりが悪くて暗かったんです。だからもともと母は、「今度は日差しがちゃんと入るところに住みたい」って言っていました。だから第一声から「明るい!」って喜んでいました。
:デザイン的にも気に入ってらっしゃったよね?
:そうそう。もともと母は家具などが好きですし、父はDIYが好きでした。モデルハウスを見ている段階から「こういうのを作ったらいい」と想いを巡らせていたようです。
:そんなわけで、みんなが気に入って契約に。土地探しでは、希望地域は高かったので、エリアを広げて見つけました。
:ジブリの『耳を澄ませば』に出てくるような街に住みたいっていう憧れもあり、この場所はもうピッタリで…ここだね!って決まりました。

二世帯で住むという選択。

:プラン的に二世帯住宅として使うためにこだわったのが土間を挟んで「離れ」をつくることですね。プライベートな空間を作って、休みたいときには休めるようにしたかったんです。
:離れは、私と夫、そして引っ越してから生まれた息子のための空間です。それで1Fは、みんなの共用部分、2階に上がってすぐの広い部分を父と母の寝室と子どものプレイルームにしています。少し狭くなった部分で私と両親が共同の収納スペースにして、奥は私の弟が使っています。
:意外と大人5人で普通に住めるもんなんですよね。
:全然大丈夫だったよね…といっても、やっぱり二世帯で住むことへの夫の理解があったのが大きいとはおもいますけど。
:人柄もあるんでしょうね。まったく大丈夫でしたね。離れもあるんで自分の時間もちゃんと作れますし。普段はご飯を食べたら離れに戻って、あとは子どもがお風呂の時に戻って…という感じです。
:ウチの両親はあまり干渉してくるタイプでもないですし。そういう部分では、過ごしやすいかもしれませんね。
:離れに移動すれば、ちゃんと妻や子どもと水入らずの時間も取れますし、みんなでした方がいいことは、みんなで楽しめる。たとえば僕はサッカーも好きなんですが、ワールドカップなどを観るならみんなでみたほうが楽しいじゃないですか。そういうメリハリがつけられるのは、二世帯のいいところかもしれません。
:他にカスタムしたところでいうと、玄関のスロープ。…これ実は自分たちで「つけてくれ」と言ったわけじゃないんですけどプランに盛り込んでくれたようなんです。
:あっても悪くないな…くらいの感覚でそのままOKしました。
:結果的に今は子どもができてベビーカーで移動するにはとても便利ですし、お出かけ中に寝てしまっても、そのまま土間まであげてきてしばらく寝かしておくこともできます。何気に重宝していますね。

後編に続く・・・

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