土間リビングにして
良かったなぁと思いますね。vol.2

DATA:2015年9月完成 和歌山県岩出市 T様邸 BASIC (3.0x5.0 PLAN+離れ)

その後の暮らし(後編)

リビングの一部まで土間を広げ、駐車場を隔てて独立した離れがある…かつてはモデルハウスとしてお借りしていた場所、暮らすのは現在独身のTさんおひとりと愛犬。パートナーが離れを使ってお店をする。そんな暮らしをスタッフと共にお伺いしました。

インダストリアルなテイストで揃える、男の一人暮らしスタイル。

都川:さすがにTさん一人だけなので、男っぽいインテリアで揃えてらっしゃいますよね。何から揃えたんですか。
Tさん:はじめに買ったのは、土間に置いているキャビネットですね。アイアンのテイストに存在感があって、気に入ったんです。そこからキッチンのキャビネットもアイアンで揃えて…と増やしていきました。
都川:ここまで男っぽいテイストで全面揃えられるのもカッコいいですよね。
Tさん:インダストリアルなテイストで揃えていこうと、あれこれ探しながらしばらくは増やしていったんです。バイクを土間に置こうという計画もあったんですが、正直ちょっと邪魔になる…と思って実家においたままにしてます(笑)。というのも、ちょっとした変化がありましてね…昔から飼いたかった犬がやってきたんです。バーニーズ・マウンテン・ドッグなんですけど。名前はドキンって言います。
松田:大きいけど人懐っこい子ですよね。
Tさん:今で30kgくらいなんですが、この犬種としてはまだまだ小さい方なんですよね。はじめはもう少し小さいケージに入れていたんですけど、体が大きくなってきてからは、木材を買ってきてDIYでケージを大きくしました。
都川:かなり広いケージですもんね。
Tさん:やっぱり大型犬だけに力は強いからフローリングの端っこを、噛んで破壊しちゃって(笑)。ソファーのマットなどもかなりやられましたね。当初は犬のために土間を広くしたわけじゃないんです。でも今となっては、気兼ねなく犬と過ごせる意味でこの土間にして良かったなあと思いますね。
松田:犬を飼うようになって他にも変化がありましたか?
Tさん:ドキンが来てからは、よく山に遊びに行くようになりましたね。
パートナーさん:道のないところでも平気で走っていくんでホント大変ですけど、すごい喜んでくれるんですよね。
Tさん:よく行くのは金剛山です。最近は「犬禁止」という山も多いんで、いろいろと探しながら遊びに行ってますね。
パートナーさん:こないだは雪が積もっている時があって、ヒップそりで遊んだんですけどドキンちゃんが思いっきり引っ張ってくれて、犬そりになってました(笑)。

新しい「家族」を繋ぐ家に。

Tさん:実はね、2Fの上がったところのスペースはあえて何も置いていないんです。D’S STYLEのオーナーさんでこれだけ2Fに何もないというのは珍しいんじゃないですか?
松田:たしかにここまで、荷物すら置いていないのは珍しいかも(笑)。
Tさん:じつはね…あのスペースは、パートナーに「いつでもここに来て、住んでいいんだよ」っていうメッセージでもあるんです。
都川:あー、カッコいいじゃないですか!
Tさん:まっさらな状態にしておいて、いつでも好きなモノを持ち込んで住んでもらえるようにしておけたらと思うんです。他のところは、僕の趣味が思いっきり出ていますけどね。実際にD’Sさんのモデルハウスへ見学に行くときもパートナーとその子どもも一緒に行ってたんです。
パートナーさん:あの子も「おしゃれー!」と喜んでましたよ。ここに遊びに来たときも、「自分の場所はどうしようかな」と言いながら見て回ってました。私自身も、今のインテリアのテイストは好きなんで一緒に住むことになっても、そこまで変えることはないと思いますね。

これから建てる人へヒトコト

他の会社もしっかり見て回るのが 一番だと思います。

「人とはちょっと違った家」というのを探している方には、やっぱりおすすめだと思います。そういう意味で僕の場合、「絶対友達に教えたくない!」と思うくらいですから(笑)。規格がある程度決まっている中で、カスタマイズもお願いできるので予算的にも「こういうスタイルがいいな…」というのが現実的になってくると思うのです。また他の会社さんのつくる家ともしっかり比較してみた方がいいと思います。いかにD’S STYLEが他とは違うのか、予算的にどうなのか…その辺りを心底納得していくには、他の会社もしっかり見て回るのが一番だと思います。

OWNER PICKSに続く…