兵庫県加古川市に
Style@HOME & Funp
2つのスタイルのモデルハウス誕生。
コンセプトはそれぞれ、手の届くアンティークでコーディネートしたStyle@HOMEと身の丈アイテムでインドア派にアレンジしたFunp。 そんな2つのモデルハウスをマネージャー中島と設計コーディネーターの佐野芹奈、西本、佐野美月のフリートークでお届けします。
白い外観のStyle@HOMEは 手の届くアンティークでコーディネート。
佐野:このモデルハウスは、植栽に力を入れていて、幹線道路からの目隠しも兼ねて森のように植えてあるんですよ。
西本:表の幹線道路側にも緑があり、裏はウッドデッキに緑を採り入れてあります。表と裏を自然のテイストに挟まれる空間になっているんで、アウトドア好きの私は、テンションがあがりましたね。
佐野:はじめに考えたのは、アンティークにアウトドアのテイストも採り入れたコーディネートにしようということでした。
西本:経年変化を楽しむD’S STYLEにアンティークはピッタリ。
佐野:家族でひとつひとつ選んだアイテムで彩りながら、年を重ね、「他にはない家」になっていく…それってステキなことですね。
西本:とはいえ自分たちで家具などを集めるのは初めての経験。予算内で収まるようにあちこち走り回りながら考えました(笑)。
佐野:そういう意味でも今、家を検討中のみなさんと近い感覚でのコーディネートになっていると思います。まずはじめにチェックしたのが泉大津のインテリアショップBaumでした。ダイニングテーブルとベンチが気に入って、一番に決めたんです。セットではなく、それぞれ組み合わせた感じです。
中島:実はBaumのオーナー様は、今D’S STYLEで建築をしていただいています。
西本:そうなんですよね。オーナー様とのコラボです。Baumのこのヴィンテージ感があるダイニングの色合いをベースにして、他の家具に広げていきました。
佐野:キッチンのキャビネットは、鈴鹿市にあるアンティークショップで見つけてきた一点物です。
西本:実はよくみると天板が波打っているんですが、そういうのもアンティークらしい味ですよね。そうやって一点一点吟味しながら、コーディネートをしていったんです。
佐野:小物やウッドデッキを彩るアウトドアグッズなどを選んだり…置いているアイテム、一つ一つに思い出があるんですね。
想像する余白を残したアレンジ。
西本:気に入っているのは、土間のハンモックに座った時の景色ですね。緑に周りを囲まれる感じで気持ちいいんですよ。
佐野:私は、キッチンに立った時の眺めが好きかな。広い空間がドーンと見渡せますし、自分たちでこの家のメインとして選んだ家具たちが、一度に目に入ってくるポイントでもありますから。
西本:ああ、それはわかります「オーナーのみなさんがよくキッチンからの眺めが好き」とおっしゃっているのも、改めて納得です。
佐野:高価な物をどんどん入れるようなコーディネートはしていない分、等身大のモデルハウスになっているんじゃないかな。
中島:僕はだいたい仕上がってから見たのですが、ホントに等身大で親近感が湧くようなコーディネートになっていると思います。さすがD’S STYLEのよさを知っているコーディネーターがちゃんと考えたんだな…というのが伝わってきました(笑)。
佐野:モノを詰め込みすぎていない状態でもあるので、見学に来たみなさんが、「自分だったらこんなものをここに…」と想像を膨らませられるモデルハウスだと思います。
西本:そうですね。私たち自身も「こうしたら…」と思いついている部分をあえて余白として置いていたりもします。そういう余白も含めて楽しんで欲しいモデルハウスに仕上がりました。